以前の記事で百度リスティング広告について述べましたが、今回は百度のインフィード広告について皆様にご紹介します。
「中国向けの広告運用がハードル高い。。」と感じているマーケ担当が多くいるので、実は難しくない、やり方によってはかなり効果的な広告配信ができることをお伝えしたいです。
百度インフィード広告とは
百度インフィード広告は「信息流広告」と呼ばれており、日本でいうバナー広告のことです。
日本市場向けマーケティング担当なら、ディスプレイ広告はご存じかと思いますので、それの中国版となります。
百度インフィード広告の表示方法
百度インフィード広告はさまざまな形式で表示させることができます。
・横型バナー1枚+テキスト
・縦型バナー1枚+テキスト
・横型小バナー3枚+テキスト
・動画+テキスト
・バナーのみ
広告運用している際に、ほぼこの5種類を選んでいます。
その中でも「横型バナー1枚+テキスト」「縦型バナー1枚+テキスト」の占有率が高く、これを抑えれば、割と大量配信ができる状況です。
実際百度インフィード広告でも、Googleと同じように、レスポンシブ型に設定することは可能です。
バナー広告制作する際に注意する点はいくつかあるため、気になる方はお問い合わせください。
百度インフィード広告のセグメント
どんなところに表示されて、どのユーザーにお届けするのか、ここまでに読んで気になる方も多いと思います。
百度インフィード広告のセグメントは変幻自在です。
年齢性別居住地はもちろんのこと、ユーザーの嗜好などに合わせて設定も可能です。普段見ているコンテンツなどをもとに、好みなジャンルなどに自動選別され、セグメントとして選べます。また、キーワードターゲティングも可能です。
百度のシステム内で配信するカテゴリーに応じて、自動的にユーザーをレコメンドしている機能もあるため、使うことをオススメします。
また、リタゲーティングも可能なので、一度サイトに流入したユーザーへのアプローチも可能です。
広告主のご要望に合わせて自由自在に調整できるので、まずは使ってみることをオススメします。
百度インフィード広告配信メリットや注意事項
なぜ百度インフィード広告を配信すべきか、改めて説明します。
百度インフィード広告を配信する目的は、認知です!
なぜなら、クリック単価(CPC)がかなり安く配信できて、露出できる面も非常に広いです。
弊社事例として、日本のディスプレイの単価の5分の1以下になることもあり、100万以上の表示回数をさせるのは非常に簡単です。
メリットばかり使えるのも、誤った選択につながるため、注意事項も併せてお伝えします。
インフィード広告のターゲティング精度はかなり広くなっており、潜在層にリーチする場合は有効ですが、顕在層にアプローチしたい場合はインフィード広告よりもリスティング広告の方をおすすめします。
もちろん両方を合わせて使うことで、相乗効果も期待できます。
百度インフィード広告は近年アップデートを繰り返し、使い勝手やターゲティングの精度が向上し続けています。
中国向けにプロモーションを考えている方、まずは体験してみてはいかがでしょうか?