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ウェイボーの第3四半期(Q3)収益はアリババによる貢献大、純利益は前年同期比215%増

今期のウェイボーが比較的よい成績を手に入れたことに焦点をあて、ウェイボーの最高経営責任者である王高飛氏は三方面の進展を指摘しました。そこには、顧客市場の規模拡大、マーケティングシステムの効率向上と新たな広告モデルの研究開発などが含まれています。

またしても、ウェイボーは人目を惹くほどの成績表を公表しました。

11月7日夕方、ウェイボーは第3四半期の財務報告(未監査)を公表しました。9月30日までの財務報告のデータは、ウェイボーの純利益が3.2億米ドルに達し、昨年の同時期より81%も増大したことを明らかにしました。会社は2.9億米ドルから3.0億米ドルであろうと事前に収益予想をしていましたが、実際の純利益は1.01億米ドルもあり、昨年の同時期が0.32億米ドルでしたので、伸び率としては215%にも達しました。

広告マーケティングの収益が大幅に増大、アリババの貢献は大きい

ウェイボーの純利益は、主に広告とマーケティング収益、およびその他の収益に分けられ、前者は全体の78.57%を占めています。今期、ウェイボーの広告とマーケティング収益は2.77億米ドルであり、昨年の同時期が1.57億米ドルでした。第2四半期の2.18億米ドルと比べますと、前期比の伸び率も少なくありません。そのなかで、中小企業と大口顧客が収益の「主要な部分」となり、第3四半期の収益は2.51億米ドル、昨年の同時期の数値は1.47億米ドルでした。

たとえアリババがウェイボーの大部分の収益の貢献者でなかったとしても、今期のウェイボーがアリババから得た広告収益費は、前年同期比での伸び率が173.84%に達し、0.25億米ドルにまで至っています。背景にはシナウェイボーの株式の所有権などの変動が影響していると考えられます。7月にウェイボーはアリババの持ち株が31.5%に達し、投票権は12.5%に達したと公表、アリババはウェイボーの第二位に位置することとなりました。これと同時にシナはウェイボーの大株主でありながらも、持ち株および投票権はそれぞれ46%、72%にまで下がっています。

ウェイボーの月間アクティブユーザー数は増加し続け、競合商品は遥か先をリード

膨大な基数ではありますが、ウェイボーユーザーの伸び率状況は依然として比較的良好です。財務報告のデータでは、9月のウェイボーの月間アクティブユーザー数(MAUs)は昨年の同時期より純増約7900万、3.76億に達しました。そのうち92%はモバイル端末ユーザーから来ています。同時に1日当たりのアクティブユーザー数(DAUs)は1.65億に達し、純増約3300万になりました。

ウェイボーに押しのけられた形で、世界でもユーザー規模が最大の独立型ソーシャルメディア企業である玉座に座るTwitterは、第3四半期の成績はやや穏やかでした。月間アクティブユーザーは前年同期比4%増大したほか、そのうえユーザー数は前期比より400万増大しました。これら新しいユーザーは主にアメリカ(月間アクティブユーザーは6900万に達し、新しいユーザーは100万に増大)と世界各地のその他の地区から来たのです。しかし、ある分析によるとこの数字はやや誇張しているとの見方もあります。

1日あたりのアクティブユーザーは前年同期比より14%増大しましたが、具体的なユーザー数については直接はっきりと明らかにされているわけではありません。財務報告は、全世界トップ10の市場のなかで、Twitterの1日あたりのアクティブユーザーはアメリカを含めて2桁もの増大を実現しているとしています。

昔日のライバルだったTwitterを超えたウェイボーについて言及すれば、昨年の戦略がその切り札となりました。データフローの仕組み、短い動画とライブ配信に尽力したのです。現在、ウェイボーはまさにYouTubeの路線に向かって駆け出しています。昨年から受け継いでいるPGCの基礎を設けたのち、今年、ウェイボーは著作権を有する動画とUGCの内容を組み立て、さらに短い動画に注目がいくようにしました。ついに、後者のユーザーは瞬く間に増加し、スポンサーは人々から大歓迎されました。短い動画やライブ配信のカテゴリーのライバルと比べて言えば、ウェイボーの最初のユーザーが積み重ねて構築した砦は短時間で超えるのが難しく、目下「MOMO」の月間のアクティブユーザー数は8520万、1億にも届くとデータが明らかにしています。

今期のウェイボーが比較的よい成績を手に入れたことに焦点をあて、ウェイボーの最高経営責任者である王高飛氏は三方面の進展を指摘しました。そこには、顧客市場の規模拡大、マーケティングシステムの効率向上と新たな広告モデルの研究開発などが含まれています。
これらがウェイボーの中小企業、大口顧客と業務収益の付加価値を高めること、そして利潤がすべて強く増大していくのを牽引しているのです。

以下、ウェイボーの第3四半期の具体的な財務要点です。

■純利益3.200億米ドル、昨年の同時期は1.769億米ドルでした。広告とマーケティングの収益のトータルは2.768億米ドル、昨年の同時期は1.567億米ドルでした。中小企業(SMEs)と大口顧客の収益のトータルは1.474億米ドル、昨年の同時期は1.474億米ドルでした。その他の収益は4320万米ドル、昨年の同時期は2020万米ドルでした。

■純利益は1.011億米ドル、一株あたり希薄化後の純利益に換算すると45セント、昨年の同時期の純利益は3210万米ドル、一株あたり希薄化後の純利益に換算すると14セントでした。非米国会計基準(non-GAAP)に基づいて計算した場合、純利益は1.152億米ドル、一株あたり希薄化後の純利益に換算すると51セント、昨年の同時期の純利益は5460万米ドル、一株あたり希薄化後の純利益に換算すると24セントでした。

■2017年9月の月間アクティブユーザー数(MAUs)は昨年の同時期と比べて純増約7900万、3.76億に達しました。月間アクティブユーザー数のうち92%はモバイル端末ユーザーでした。9月の1日当たりのアクティブユーザー数(DAUs)の平均は昨年の同時期と比べて純増約3300万で1.65億に達しました。

■2017年第3四半期の資本金と経費のトータルは2.016億米ドル、昨年の同時期は1.340億米ドルでした。資本金と経費が増大した主な理由は、マーケティングと研究開発の経費が増えたため、そして収益の増大が付加価値税の増加を招いたからです。2017年第3四半期の非米国会計基準(non-GAAP)の資本金と経費は1.880億米ドル、昨年の同時期は1.224億米ドルでした。

■運営益金は1.185億米ドル、昨年の同時期は4290万米ドルでした。非米国会計基準(non-GAAP)の計算では、運営益金は1.320億米ドル、昨年の同時期は5450万米ドルでした。

■非運営益金は430万米ドル、昨年の同時期の非運営益金は920万米ドルの赤字を出しました。昨年の同時期の非運営益金が赤字を出した主な理由は、1110万米ドルの投資が貨幣価値の下落を引き起こしたためです。非米国会計基準(non-GAAP)に基づいて、非運営業績へは計上しませんでした。今期の所得税経費は2200万米ドル、昨年の同時期は190万米ドル、これは主に益金増加および企業が有する中国子会社の納税状態が、完全免税から2017年に適用された企業の所得税率を半額支払うこと(すなわち12.5%の税率)に変更になったことに関係します。

ウェイボーは、2017年第4四半期の純利益は3.55億米ドルから3.65億米ドルの間だろうと予測しました。

第1四半期以来、常に財務報告は寄り付きの前に公表されています。アメリカ東部標準時間(EST)11月6日を締め切り日として、シナウェイボーの株価は99.21セント、市場は217億米ドルにも達したのです

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