中国 インバウンド 中国SNS

中国KOLマーケティングとソーシャルバイヤー

最近の広告記事をみていると、アウトバウンドマーケティング?や
インバウンドマーケティング??それに加えて
KOLマーケテイング??? と聞きなれない言葉が出てきます。

そもそも、マーケティングとは・・・
リサーチ、広告宣伝、データ分析など人によってさまざまですが一般的に知られているのは「お客様が求めているもの」を知る事!
その為の調査活動と理解しています。また、商品販売の為の広告宣伝活動として自社製品をマスコミに無料記事として取り上げてもらう「パブリシティ」や口コミをベースとした  「バズマーケティング」など多種多様な方法があります。いずれにしろ、メディア系、業界系等の様々なマーケティング手法で 各企業は自社製品を売り込む為の、販売戦略を展開していますね。

KORマーケティングとは???
Key Opinion Leader(キイー オピニオン リーダー)
頭文字を短絡して、ケーオーエルと呼ばれています。

キーオピニオンリーダーとは?略して・・
集団の意思決定に関して、大きな影響を及ぼす人物と表記されています

例として、特に有名なのは医学界でのキーオピニオンリーダーの役目。
特定の専門医療分野で著名な上級医師が新薬開発の際、その効能について高い評価を述べれば開発企業と新薬が一躍注目されます。
テレビでもよく見ましたが、日本の某有名人が“納豆でダイエットに成功”と言えばスーパーの店頭から納豆が売り切れ!
有名なアスリートが“バナナでスポーツ体型を維持”と言えばバナナが爆発的に売れました、というパターンといえますね!

KOLマーケティングの効果

その業界の影響力のある著名人、誰もが知っている有名人が情報発信者となり多くのユーザー、又は消費者に情報を拡散しながら購買行動につなげて
いく手法といえます。
心理的には、「社会的にも信用のおける、あの有名人が言ってるんだから 間違いナイヨネ~。ヨシ買っちゃオ!」とか・・・

また、KOLには有名人とは言わず、特定の芸能人に対しその動向をいちいち監視して情報をとりあう、熱烈なファン層の集団がいます。
フォロワーとよばれツィッターで情報を発信すればあっという間に口コミ的にその情報が仲間内に拡散されます。「憧れの某イケメン俳優がこのメーカーのパジャマを買いましたヨ!」「ェ~!・ホントに!すぐ買わなくちゃ!」・・好きな人と同じ物を身に着けたい、あこがれ感が作用します。
という具合に、草の根的なKOLが存在しているとも言えます。

KOLマーケテイングにも関連すると思いますが
アウトバウンドマーケテイングとインバウンドマーケティング
にも触れたいと思います。

アウトバウンドマーケテイングとは

見込み客を見つけ、電話や訪問販売などによってサービス情報や製品を
届ける外からのプッシュ型、攻めの営業がアウトバウンドマーケテイングといえます。
仕事中にテレアポ営業とか、ブログをすると大量のメルマガが届くとかで
用もないのにうっとしい時がありますよね。 正に邪魔です!
代表的なものは定期的なメールDM・メールマガジン等があります。

インバウンドマーケティングとは

ユーザーが、自分から自分の必要とする情報を探す、見つける際のプル型の情報プラットホームを提供する待ちの営業です。
一般的には特定のサイトやSEO検索・PPC広告を利用しながら探します。
必要とするから、とにかく探します!。
だから、サイト運営者にはキーワードが重要になるし、コンテンツも重視されるわけで、これにはコスト・時間・手間がかかります。

最近の傾向から、邪魔的なアウトバウンドMKより、自分から探すインバウンドマーケティングの方が良くて、むしろ日本人に合っていると思います。

例えば、金沢に旅行したいなと思い、金沢の観光を打ち込むと・・・
ナント!「金沢の観光地ランキング10」が一番に表示され、お勧めの
観光地と見どころ、食べ処が、おすすめ順に写真と記事で紹介されます。
函館しかり、長崎しかり、全国の各地域の観光がランキングスタイルで
みられる為、行く前から訪問地の確定と効率的なスケジュールが計画できます。 非常に見やすい!
山奥で車のバッテリー上がりでJAFを呼びヒドイ目にありました。携帯用バッテリーチャージャーを探したらカーショップに行かなくてもサイトで
すぐ発見し購入。友人に勧めたら、これは便利と絶賛!

いずれにしろ、ユーザーに対して個々の情報を最適化し
アクセスの際に商品やサービスに興味を持たせるマーケティングが良いと思われます。

アウトバウンドマーケテイングからインバウンドマーケティングへ・・・ そして今、KOLマーケテイングがトレンドとして注目されています。

今日ではネットの普及により消費者の半数以上が自分の欲しい情報をWeb
で探すため、サイト側でも見つけてもらえるようなアプローチをしています。
その為最近では、アウトバウンドマーケテイングは消費者にとって迷惑なものとしてみられ、反応率もインバウンドマーケティングよりも低くなる傾向になっているといわれています。
アウト・攻めの営業、イン・待ちの営業、それぞれのやり方でのマーケティングの特徴はありますが、最近では大手広告会社でもKOLマーケテイングに特化した販売戦略も打ち出しているようです。

中国でのKOLマーケティングは・・・

昨今の、中国人観光客の増加に伴い中国人の爆買いが話題になっています。
逆に、国内の日本企業も莫大な消費市場である中国エリアに対して商品の売り込みを計画している企業も沢山あります。
大衆宣伝を信じない人達に対して、やみくもに膨大な広告を出したり、中国の国民性を無視した販売の仕方では効果が期待できるとは言い切れません。
今、中国で人気のある日本製品は?あの製品がヒットしている理由は??
そこで販売戦略としての、マーケティングが必要となるわけです!

中国でのマーケテイングのはじめとして
まず、中国人の文化・国民性を知る必要があります。
中国人は中国人同士でも信用しない!猜疑心が強い!
社会も、人間も、信用していない傾向があります。
こういう人たち相手に愛想を振りまき、セールスしても
無表情な冷たい目でみられ追い払われるのがオチです。
ましてや、他国の膨大な商品広告を流しても懐疑的で
疑ってかかりますから効果は期待できないかもしれません。

しかし、そんな彼らが信ずるものがあります。

一つは「親族と身内」・・血のつながりが最強なのです。
二つ目は「多くの信を集め、多くの人が良いと言っているもの」です。
中国でのマーケティングは二つ目の情報発信者の信用と影響力を重視
することがポイントと思われます。
つまり強力なKOLの存在が必要となるわけです。

例えば栄養剤関連の販売を担うとしたら、それに詳しい著名な栄養学者・有名な健康コンサルタント等のKOLを見つけ協力を依頼するとか、多くのモニター消費者に景品としての商品を使わせ、生の使用体験で「効果があった!非常に良い商品だ!」と口コミ宣伝してもらう方が良いでしょう。

中国でKOLを活用する場合

中国では、Weibo(ウェイボー・微博)という中国版ツィッターが普及しておりWeiboの中には、膨大な量のユーザー口コミ情報が投稿されています。
また、Weiboのサイト内でも各分野ごとのKOLの一覧表があり、著名アカウントのフォロワー数もランキング順に紹介されています。
潤沢な予算があればKOLリストから著名人を選び、企業が宣伝したい商品の話題や情報をKOLに依頼しWeiboでとりあげてもらう方法です。
これに、フォロワーの「使ってみたら、良かった!」という生の声と良い評価がのれば口コミ的に広がり購買につながっていくでしょう。
いずれにしろ中国でKOLを活用する場合,KOLで影響力の強いブロガーによる情報発信が効果的であるといえます。
訪日観光客に対しても言える事で、日本に来る前にWeiboで情報収集を
行い、気に入った商品を購入リストに追加します。これが爆買い行動の
元リストになり銀聯カードで買いまくることになります。

KOL活用のコストとして、その時の相場によりますが、仮に現地芸能人をオファーした場合には一回に付き2万元以上(約38万円以上)かかる
といわれます。

余談ですが、中国での日本人KOLとして “蒼井そら”は?
蒼井そらは、日本のAV女優、タレント、歌手で中国でも活動しています。
NOVAに通い中国語を習った為、中国語も話せます。
2010年からTwitterを初め、同年に中国のインターネットにIDが流失し多くのネットユーザーからアクセスが殺到し一躍話題になり、その後サイト内で有名人アカウントとして公認されました。
蒼井そら出演のアダルトビデオは、人気があり中国人からは「性の師匠」と呼び称される程の盛り上がりをみせているようです。
Weiboでの蒼井そらフォロワーは、現在で1700万人以上を保有しており
見方によっては“熱烈なファン層?“に支えられた中国での強力なKOLの
一人と言えるかもしれません。

KOLとSNSとの関係

中国でKOLを実施する場合、その国民性からTVなどの大手メディアより比較的に信用がおける口コミメディアのほうが効果的とも思われます
中国人向けの口コミメディアとしてSNSに分類されるサービスは
百度颭吧(バイドゥティエバ)微博(ウェイボ)微信(ウェイシン)人人網(レンレン)等があります。
微博・微信は日本でのLINE・Twitterに相当するインスタントメッセージSNSで多くのユーザーに利用されています。

ちなみに中国ではLINE・Twitter・googleは利用できません。
金盾という国の検閲機関でネット内の内容が厳しく管理されており相互の情報規制があり、その為に中国人向けの独自のコミュニケーションツールが開発され普及したと言えます。
特に、微信が運営するWeChatのアクティブユーザー数は6億5000万人以上で、知人間での連絡手段として利用されています。

この驚くべき数字!からして、この口コミの情報はウイルス並みの
拡散スピードが予想されます。
言い換えれば、「SNS活用によるKOLウィルスプロモーション」も可能ではないでしょうか。

中国でのウィルスプロモーションの事例

カシオのTR100デジカメが今、中国で超人気!です
この機種は日本では、あまり名が知られていないのに中国では有名な女優さん、モデルさんが「美肌効果があり綺麗に撮れるデジカメ」と愛用し話題となり女の子なら誰でも欲しがる人気デジカメとなりました。これもウェイボにアップされた拡散効果によるものです。

ソーシャルバイヤーというKOL

国内でのインターネットの急激な普及に伴い、一気に加速したソーシャルメディアの中で登場したのが「ソーシャルバイヤー」です。
ソーシャルバイヤーとは、在日の中国人で中国国内では入手できない物や人気のある日本製品を購入し、タオババなどのマーケットプレイスやSNSを活用して中国のユーザーに販売している人たちです。
爆買いに象徴されるように日本製品は大変人気があります。
しかも、中国国内で販売されている日本製品は2~3倍以上で売られている為、日本で買った方が安くて品質も安心できるからです。

ちなみに、紙おむつのメリーズは現地価格で460円、日本では340円で、その上現地国産品より品質が良いため人気があります。

彼らは、特定の商品分野での知識、情報量の面ではスペシャリストであり多くのファンやフォロワーを持ちその立場から消費者に対しても一定の影響力を持っています。
つまりソーシャルバイヤーはKOLの中の1アカウントともいえます。

ソーシャルバイヤーに良いという商品をピックアップしてもらう事。
そして、それらに良い口コミが多くつけられて拡散され、購買した
ユーザーの良い口コミが拡散されるのがベストと言えるでしょう!

改めての確認ですが中国でのセールスプロモーションは、
口コミ消費=信用できる人=家族・影響力のある人の言葉が
Keyポイントとなっています。

まとめとして
中国でのKOLマーケテイングは中国特有のインターネット文化や国民性、ECサイトの特徴を押さえた上での実施が効果的と思われます。

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