東京ディズニーリゾートを楽しんでいる人の中には、「海外のディズニーにも行ってみたい!」と考える方も多いでしょう。アジアには上海ディズニーランドと香港ディズニーランドがあり、それぞれ東京とは異なる魅力を持っています。
本記事では、上海&香港ディズニーのチケット料金、パークの規模、アトラクション、特集キャラクター、評判、限定グッズや食事などを詳しく比較し、「東京ディズニーと比べてどう違うのか?」を解説します!
「海外ディズニーに行ってみたいけど、どこが自分に合っているのかわからない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
上海&香港ディズニーの基本情報と規模の違い

画像引用:上海ディズニー公式サイト
場所・アクセス方法

- 上海ディズニーランドは上海浦東新区に位置し、浦東国際空港からタクシーで約30分、地下鉄で約1時間でアクセスできます。市内からも比較的行きやすいですが、タクシーや配車アプリ(DiDi)を利用するのが便利です。
- 香港ディズニーランドはランタオ島にあり、香港国際空港からMTR(地下鉄)で約30分で到着します。香港市内からもMTR1本でアクセス可能で、移動が非常にスムーズです。
パークの面積・規模の比較

- 上海ディズニーは敷地が広いため、歩く距離も長くなりがちですが、その分迫力のあるアトラクションが多いのが特徴です。
- 香港ディズニーは東京よりも小規模なため、「1日で効率よく回りたい」という方にはピッタリのパークです。
営業時間
上海ディズニーは2025年現在、営業時間は、8:30〜9:30の間のようです。
香港ディズニーは2025年現在、営業時間は10:00~21:00の間のようです。
↓↓↓日によって異なる可能性があります。公式サイトでご確認ください。
上海ディズニー「公式サイト」
香港ディズニー「公式サイト」
チケット料金と費用の違い
チケット料金の比較


画像引用:上海ディズニーアプリ年間パス購入画面、香港ディズニー年間パス
香港ディズニーと上海ディズニーの年間パスには、それぞれ異なる種類があります。香港ディズニーには、「シルバー」、「ゴールド」、「プラチナ」の3つのパスがあり、上級パスになるほど特典(割引や専用イベント)が増え、パークをよりお得に楽しめます。上海ディズニーでは、「パール」、「ジェイド」、「ダイヤモンド」の3種類があり、ダイヤモンドパスが最上級で、無制限入場や優先入場、特別イベントなど、豊富な特典がついてきます。
ファストパスや有料サービスの違い
現在、上海ディズニーと香港ディズニーでは無料のファストパスは廃止されており、有料の優先入場サービス「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」が導入されています。これは、待ち時間を短縮してスムーズにアトラクションを楽しめるサービスで、どちらのパークでも公式アプリを通じて購入可能です。ただし、料金や必要性は上海と香港で異なります。
上海ディズニー:「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」
上海ディズニーでは、「ディズニープレミアアクセス(DPA)」と「スタンバイパス」の2つのシステムがあり、どちらも待ち時間を短縮するために利用できます。
- 単品DPA(約120〜240元):1つのアトラクションごとに購入できる
- セットDPA(約460〜660元):複数のアトラクションをまとめて購入できる
- 対象アトラクション:上海ディズニーのDPA対象施設は19種類あり、「ズートピア:ホット・パースート」「トロン・ライトサイクル」などの人気アトラクションやキャラクターグリーティングが含まれる
- 購入方法:公式アプリで購入可能(数量限定、売り切れることもある)
特に人気のアトラクションは待ち時間が長いため、効率よく回りたいならDPAの購入を検討するのがおすすめです。
香港ディズニー:「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」
香港ディズニーも無料のファストパスはなく、有料DPAのみ。ただし、待ち時間が最大でも60分程度と短いため、基本的には不要です。(※無料のスタンバイパス「リーナ・ベルのグリーティング」や「アナ雪のショー」とは別)
- 単品DPA(約120〜180HKD):1つのアトラクションごとに購入
- セットDPA(約329〜599HKD):複数のアトラクションをまとめて購入
- 対象:「アイアンマン・エクスペリエンス」「ミスティック・マナー」「アナ雪エリアのライド」など
- 購入:公式アプリで販売(数量限定)
香港は1日あればほぼ全てのアトラクションに乗れるため、DPAは基本不要ですが、体調が気になる方や短時間で効率よく回りたい方は検討しても良いでしょう。
アトラクションの違い(東京にないものは?)
上海ディズニーならではのアトラクション
- カリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー(世界最大スケールのライド)
- ズートピア:ホットパシュート(2023年新エリアに設立されたアトラクション)
- トロン・ライトサイクル・パワーラン(バイク型コースター、東京には未導入)
- ソアリン(東京と似ているが、演出が異なる)
スケールの大きなアトラクションが多く、大人向けの楽しみも多いのが特徴です。
2023年オープンの新エリア”ズートピアエリア”も大人気です!
香港ディズニーならではのアトラクション
- ミスティック・マナー(ホーンテッドマンションの進化版)
- アイアンマン・エクスペリエンス(マーベル系ライド)
- ワールド・オブ・フローズン(アナ雪エリア、新アトラクション)
アナと雪の女王のエリアは2023年オープン、映画の世界を完全再現!
キャラクター・グッズ・食事の違い(東京にないものは?)
特集されるキャラクター

画像引用:上海ディズニー公式サイト
上海ディズニーでは、ミッキー&フレンズに加えて、ムーランやズートピアのキャラクターも登場しています。ムーランは中国の文化を代表するキャラクターとしてパーク内でも特に重要な役割を果たしており、映画の世界観を再現したショーやアトラクションも楽しめます。一方、ズートピアのジュディ・ホップスやニック・ワイルドも登場し、パーク内のエンターテイメントを盛り上げています。これらのキャラクターたちは、上海ディズニーならではの特別な体験を提供しています。


画像引用:香港ディズニー公式Twitter
香港ディズニーでは、ミッキー&フレンズに加えて、マーベルキャラクターやアナと雪の女王のキャラクターが特に人気です。特に、アイアンマンやスパイダーマンといったマーベルヒーローは、香港ディズニー限定のアトラクションやショーで活躍し、ファンにはたまらない内容になっています。また、2023年にオープンした「ワールド・オブ・フローズン」では、エルサやアナ、オラフと直接触れ合える体験ができ、映画の世界に入り込んだような気分を味わえます。香港ディズニーは、東京にはないマーベルやアナ雪の世界を存分に楽しめる点が大きな魅力です。
限定グッズ・お土産

画像引用:上海ディズニー公式Twitter
上海ディズニーの限定グッズは、ズートピアやダッフィー、トロン、カリブの海賊など、ディズニーの人気キャラクターをテーマにした商品が豊富です。ぬいぐるみやアクセサリー、洋服など、さまざまなアイテムが揃っており、上海ディズニーでしか手に入らない特別なグッズが楽しめます。


画像引用:香港ディズニー公式Twitter
香港ディズニーでは、ディズニーの人気キャラクターをテーマにした限定グッズが豊富に揃っています。特に、ダッフィーやアナと雪の女王、マーベル、ミスティック・マナーなどをテーマにしたアイテムがあり、カスタマイズ可能なヘッドバンドや個別に名前を入れられる帽子も人気です。
限定フード

画像引用:上海ディズニー公式Twitter
上海ディズニーでは、ディズニーキャラクターをテーマにした限定フードの他、中国らしい中華料理も楽しめます。点心や炒飯、ヌードルなど本場の味が堪能でき、特に「ジャンボーズ・カフェ」ではズートピアをテーマにした料理も楽しめます。モバイルオーダーでスムーズに食事ができるので、混雑時にも便利です。

画像引用:香港ディズニー公式Twitter
香港ディズニーでは、点心やラーメンなどの食べ歩きグルメのほか、本格的な飲茶(ヤムチャ)も楽しめます。特に香港らしい飲茶メニューは、パーク内で本場の味を体験できる貴重な機会です。ダッフィーやディズニーキャラクターをテーマにしたかわいらしい食べ物も販売されており、食事を通じて香港文化を感じられます。
まとめ
上海ディズニーはアジア最大の広さを誇り、壮大なアトラクションが魅力のパークです。特に「カリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー」や「トロン・ライトサイクル・パワーラン」など、東京にはない迫力満点のライドが楽しめます。1日では回りきれないほど広いため、じっくりと楽しみたい人におすすめです。
一方、香港ディズニーはコンパクトな作りで1日で効率よく回れるのが特徴。2023年にオープンした「ワールド・オブ・フローズン(アナ雪エリア)」など、映画の世界観を忠実に再現したエリアもあり、マーベルやアナ雪が好きな人には特におすすめです。東京に比べると混雑が少なく、ゆったり楽しめるのもポイントです。
大迫力のアトラクションを楽しみたいなら上海ディズニー、短時間でサクッと楽しみたいなら香港ディズニーがおすすめ! どちらも東京とは違った魅力があり、ディズニーファンなら一度は訪れる価値があります。


