今やインターネットで世界中の情報が閲覧、発信ができる時代です。その中で気軽に写真を投稿して情報発信出来るサービス、Instagram。
スマートフォンひとつで撮影から加工、投稿までInstagramのアプリ内で行えるのは非常に便利です。
しかし、そのInstagramにアクセス出来ないのが中国です。。
中国ではInstagramに限らずTwitterやFacebook、GoogleやDropbox等のサービスが軒並み規制対象となっています。
では、今回なぜInstagramが利用出来ないか、アクセスするにはどうすれば良いかを挙げてみます。
つながらない理由は”金盾”グレートファイアウォールによる検閲
中国ではこのグレートファイアウォールによりインターネットの通信に規制がかかっています。
この規制はとても強力で、中国政府の思想に反するサイト(政府批判や民主主義思想等)、チベットやウイグル関連、武器関連やポルノ系サイト、TwitterやFacebook,LINE等のSNSやyoutube等の動画配信サイト等も規制の対象となっています。
更にはビジネスツールとして利用されるEvernoteやDropbox、Gmail等も規制がかかっており、BBCやウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズといった大手のニュースサイトまで規制がかかっている状態です。
そしてInstagramも例外ではありません。
このグレートファイアウォール自体も年々規制が強化されており、以前はアクセスが出来たサイトもアクセスが出来なくなるケースもあります。
「自国の文化を守るため」という名目で設置されたグレートファイアウォールが、外国から訪れた観光客、ビジネスユーザーにとっては大きな障害となっているのです。
中国でInstagramを利用するならVPNサービスがおススメ
ですが、使い慣れたInstagramが利用出来ないのは不便です。
せっかく観光で訪れたからには、その観光地で撮った写真を投稿して皆に見てほしいわけです。
そんな時にはVPNサービスを使用する事で検閲を回避し、Instagramへアクセスすることが可能となります。
VPNサービスにも有料、無料のサービスがあり品質やセキュリティ、サポートを受けられる等、安心して利用できるのは有料のVPNサービスです。
無料VPNサービスでも接続は可能ですが、前述のグレートファイアウォールによってVPNサービスにも規制が及んでいる事、サーバーのパフォーマンスにより接続に時間がかかったり、最悪はVPNサービス自体に規制がかかってしまっている事もあります。
簡単なテキストメインのサイトであれば無料VPNでも対応は可能ですが、出来るだけ快適に利用したい場合は有料のVPNサービスをおススメします。
特にInstagramの場合はタイムラインに画像が出てくるわけですし、表示するまでに5分も10分も待つのはストレスとなるでしょう。
また、有料のVPNサービスでも無料の試用期間が用意されているため、試しに契約をする等して自分の求めるパフォーマンスであるかを確認しておくことも重要です。
Instagramにスムーズにアクセスが出来るか、閲覧できるか、また、投稿が問題なく行えるかが大事なことです。