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「LINE Pay」外貨両替サービスがグレードアップ

LINE Pay株式会社が株式会社SBJ銀行と提携する「LINE Pay 外貨両替」サービスが2017年9月25日よりグレードアップされました。

「LINE Pay外貨両替」の利用状況

「LINE Pay外貨両替」とは、LINE Payから外貨購入の申し込み手続きをすることで、LINE Pay残高もしくはPay-easyによる金融機関口座からの外貨購入を可能として日本国内全てのSBJ銀行の両替所、またはユーザーの自宅や職場で外貨を受け取ることができる外貨両替サービスです。「LINE Pay外貨両替」は7月24日より提供が開始され、両替は円から外貨(外国4通貨:米ドル・中国人民元・韓国ウォン・ユーロ)に限られ(外貨から円への両替は不可)、このサービスは開始から約2ヶ月で取り扱い金額2億円を突破して非常に好評を博しているといいます。前回のキャンペーンでは、外国4通貨の中で、取り扱い全体数のうち米ドルが51%と約半数を占め、続いて韓国ウォン24%、ユーロ18%、中国人民元7%となっていました。利用者の年代は30代が29%と最も多く、20~40代が合わせて80%となり大部分を占めており、また、受け取り方法は、キャンペーン特典のひとつである宅配料無料サービスが活用され、自宅や職場への宅配が89%と最も選ばれています。先の外国4通貨の内で「中国人民元」が思いのほか少ないのは、やはり「Apple Pay」「WeChat Pay」の存在によるものでしょうか。

「LINE Pay外貨両替」サービスのアップグレード

前回のキャンペーンを行うなかで「取り扱い通貨の種類を増やしてほしい」という要望を多くあり、これを受けてこれまで提供していた4通貨に加え、新たに英ポンド、香港ドル、台湾ドル、タイバーツ、ベトナムドン、シンガポールドル、オーストラリアドルの7通貨を追加して計11通貨への両替が可能になりました。また、日本国内全てのSBJ銀行両替所での受け取り、自宅や職場など指定場所への宅配サービスに加えて、今回新たに成田空港の第1・2ターミナルと関西国際空港内の郵便局でも受け取りが可能になっています。
<利用通貨>
これまでの取り扱い通貨
USD(米国ドル) / CNY(中国人民元) / KRW(韓国ウォン) / EUR(ユーロ)
新規取扱を開始した通貨
GBP(英ポンド) / HKD(香港ドル) / TWD(台湾ドル) / THB(タイバーツ)
VND(ベトナムドン) / SGD(シンガポールドル) / AUD(オーストラリアドル)
<最低利用金額>
下記の金額以上で利用する必要があります。

通貨 最低利用金額
USD (米国ドル) 100
KRW (韓国ウォン) 100,000
CNY (中国人民元) 1,000
EUR (ユーロ) 100
GBP (英ポンド) 100
HKD (香港ドル) 1,000
TWD (台湾ドル) 3,000
THB (タイバーツ) 3,000
VND (ベトナムドン) 2,000,000
SGD (シンガポールドル) 200
AUD (オーストラリアドル) 100

 

<SBJ銀行両替所&空港内郵便局>
両替予約の申請を行い、申込日の翌4日目以降から30日以内に、以下の場所で受け取ることができます。

タイプ 場所 時間
両替所 羽田空港
国際線
3階 112番ゲート前
※保安区域内
365日/24時間
羽田空港
国内線
第2ターミナル 1階 365日/9:00~19:00
福岡空港
国際線
3階 チェックインカウンターM
付近
365日/7:45~20:00
博多港 国際ターミナル 1階 365日
夏季(3月~9月)7:30~15:30
冬季(10月~2月)7:30~14:30
郵便局 成田空港 第1ターミナル 中央4F 8:30~20:00(年中無休)
第2ターミナル 本館3F(出発) 8:30~20:00(年中無休)
関西国際空港 第1ターミナル 2F(南) 9:00~17:00

フィンテックの分野は日々進化していて、これまでの常識や考え方が大きく変わってきています。LINE Payはお金の流通で生じる時間や手間、手数料などをなくし、人とお金・サービスの距離を近くしています。キャッシュレスの世界が進めばさらにお金は流動性を増すでしょうし、その手軽さも相まってECの勢いも加速するでしょう。

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