インバウンド

中国人の英語能力について

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英語能力ランキング、10ランクアップ

中国が英語圏になるのもそんなに遠い未来ではないかも知れません。中国では、小学校から英語教育を取り入れるなど、国家レベルで英語力の強化に取り組んでいます。世界最大の英語能力ランキングであるEF EPIスコアの2015年ランキングは英語が公用語でない72カ国中39位と昨年に比べ10ランクほどアップしました。スコアは72カ国95万人を対象に行ったものです。広大な面積を誇る中国では、地域ごとの教育が大きく異なるため、全域での英語が高水準とはいえないものの、沿岸部や都市部では高水準な教育が導入されていて英語力アップが顕著であるといえるでしょう。

2015年EF EPI(英語能力指数)の東南アジア主要国ランキング

順位 国名 成績
1 シンガポール 63.5
2 マレーシア 60.7
3 フィリピン 60.3
4 インド 57.3
5 韓国 54.9
6 香港 54.3
7 ベトナム 54.1
8 インドネシア 52.9
9 台湾 52.8
10 日本 51.7
11 マカオ 51.4
12 中国 50.9

Writing・Listening・Speakingスキルは低水準

中国では2001年から小学3年生からの英語が必修となっており、北京や上海などの都市部では小学1年生から英会話の授業を取り入れている学校もあるそうです。学校では週で5~10時間ほど勉強し、小学校卒業までに700単語、中学卒業までに1600単語、高校卒業までに6000単語学ぶといわれています。ただ、海外留学のための試験などで頻繁に用いられるTOEFLのスコアを見てみるとフィリピンやマレーシアなど英語が日常的に話されている国に比べるとWriting・Listening・Speakingのスキルは東南アジアの国々の中では低水準で、実践的な英語力の低さが伺えます。

2015年TOEFLの東南アジア主要国のスキル別ランキング

順位 Reading Writing Listening Speaking Total
1 シンガポール(24) シンガポール(25) インド、フィリピン、シンガポール(23) シンガポール(25) シンガポール(97)
2 インド、韓国、マレーシア(22) インド (23) バングラデシュ、香港、マレーシア、インドネシア(21) インド、マレーシア、フィリピン(23) インド、フィリピン(90)
3 バングラデシュ、インドネシア、フィリピン(21) マレーシア、フィリピン(22) 北朝鮮、韓国、台湾(20) バングラデシュ、香港、インドネシア(22) マレーシア(89)
4 中国、香港、台湾、北朝鮮、ベトナム(20) バングラデシュ、香港、インドネシア、韓国(21) 中国、カンボジア、マカオ、タイ、ベトナム(19) 韓国、ベトナム(21) バングラデシュ、香港(85)
5 タイ(19) 北朝鮮、台湾(20) 日本(17) 中国、北朝鮮、マカオ、台湾、タイ(20) インドネシア(84)
中国(18)は7位 中国(78)は8位

( )ないはスコア
Test and Score Data Summary for TOEFL iBT Tests January 2015-December 2015 Test Data より抜粋
※TOEFLとは、Test Of English as a Foreign Language の略。日本をはじめ英語を母国語としない国の人たちを対象に実施されているテスト。海外留学のための試験で、英語圏の教育機関において入学・卒業の基準としても用いられます。

中国で英語の達人といえば、アリババグループ創業者のジャック・マーさんがいますね。小さい頃、朝早くから近くのホテルへ通い外国人のガイドをしながら独学で英語を習得した逸話は有名です。その後、得意の英語で大学進学を果たし、英語教師を経て、越境ECのBtoBサイトからアリババグループの躍進が始まるわけですが、事業成功の裏には卓越した英語力の影響があったことは言うまでもありません。

中国語は日本語に比べ、構造的に英語学習が有利といわれています。例えば、日本語の「私は英語を勉強しています」に対し中国語の「我在学习英语」のほうが英語の「I am learning English」に近く、語順や文法構造が中国語のほうが英語に似ています。また、中国語の発音は世界的にも難しいといわれており、英語の発音が含まれているものもあることから、一般的に中国語を母国語とする人々は他の言語の人々よりも英語の勉強が有利といえるでしょう。中国の人が本気を出して英語を勉強すれば、第2、第3のジャック・マーさんが現れるのも時間の問題かも知れませんね。

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