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微信(WeChat)とは?微信(WeChat)のメリット・デメリットからマーケティング活用まで徹底解説

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LINEとは違う!送金や歌曲検索、病院予約も

中国版LINEと言われる微信(WeChat)ですが、LINEとは違う機能も多数備わっています。最もLINEと異なる点は、生活にかかわる支払いや公共施設と連携がとれていることでしょう。

上海などの一部地域に限られるサービスもありますが、WeChatでは、微信支付(WeChat Pay)の電子決済サービスにより公共料金の支払いや税金関連の手続き、宝くじの購入、ユーザー間の送金までできてしまいます。また、病院の予約や運転免許の点数管理、図書館の蔵書検索など公共施設へ足を運ぶことなくさまざまな手続きを行うことも可能です。

そのほか、携帯電話を振るだけで曲名がわからない歌曲を教えてくれたり、テレビ番組やCMと連動できる機能も持つなど、ユーザーの生活全般に深くかかわることで、中国では2011年のサービス開始から登録者数は増え続けています。

近くにいるユーザーを友人に

WeChatとは、中国の大手IT企業のテンセントが運営する無料アプリです。現在の登録者数は11億人以上、月間のアクティブユーザー数(頻繁に使用する利用者数)は約7億人以上となっています。中国語、英語、日本語など20カ国以上に対応し、中国を中心に世界中で利用されています。中国のスマートフォンユーザーの約9割が登録していると言われています。主な機能は以下の通りです。

① トーク機能

トーク機能では、LINEと同じような機能を有しており、ユーザー同士の文字、音声、画像、動画などを通じたコミュニケーションが行えるほか、グループチャット機能も備わっています。

② モーメンツ

LINEでいう「タイムライン」のような機能で、投稿された画像やメッセージに対し、コメントしたり「いいね」したりすることができます。音楽やインターネット上の記事も友人同士で共有することができます。

③Look Around

位置情報により、近くにいるユーザーを検索し話しかけることができます。これを企業アカウントで行うと、近くにいる人に商品やサービスをPRできます。

④シェイク

LINEでいう「ふるふる」のような機能です。携帯電話を振ると、同じタイミングで携帯電話を振った人で、自分の近くにいる人を検索します。画像、名前、性別、自分との位置関係が表示され、メッセージを交わしてお互いに登録すれば友人登録は完了します。

⑤WeChat Pay

銀行口座をWeChatに登録しておくと、ネット通販の代金、公共料金、チケット代などの支払いはもちろん、ユーザー同士の送金、割り勘、現金プレゼントも行えます。また、お財布携帯のような機能も備わっており、専用端末が設置してある店舗で利用できます。

企業を友人登録で、お年玉プレゼントも

中国国内では、WeChatを使ったマーケティングも盛んに行われています。ユーザーは、企業の公式アカウントの登録で期間限定サービスの情報やお得なクーポン、抽選券、お年玉プレゼントなどもGETできるというメリットがあり、企業側もタイムリーに効果的な広告効果が期待できるというメリットがあるため、公式アカウントを開設する企業が相次いでいます。主なマーケティングの方法は以下の通りです。

① 公式アカウント開設で情報発信

公式アカウントを開設し、ユーザーに購読してもらうことで、ユーザーに向けた情報発信が可能です。集客向けの公式アカウントにはサービスアカウント(服務号)と購読アカウント(訂閲号)の2種類があり、頻繁に投稿する場合は購読アカウントが適しています。

サービスアカウント、購読アカウントともにフォロワーとのメッセージの交換が可能です。大きな違いは、購読アカウントのほうが投稿が注目されやすいという点です。購読アカウントは毎日投稿できるのに対し、サービスアカウントは月4回に限られます。また、購読アカウントはユーザーの目に付きやすいチャットの購読フォルダ内に表示されるのに対し、サービスアカウントは通常のチャットと同様に表示されるという違いがあります。

ユーザーは公式アカウントを登録することで、飲食店や物販店で優待を受けることができるケースもあります。また、公式アカウントの利用は情報発信にとどまらず、ポイントカード機能や店舗検索機能などの追加機能を提供している企業もあります。

② モーメンツによる口コミ効果利用

WeChatではユーザーがモーメンツ(LINEのタイムラインのようなもの)を利用して自分の近況を報告したり、お気に入りの情報を共有したりすることができます。KOL(キーオピニオンリーダー)など多くのフォロワーを持つユーザーにモーメンツを通じた口コミで商品を紹介してもらうケースや、ユーザーの関心を引きそうな記事などの情報を提供して拡散してもらうケースがあります。また、商品提供や割引などの優待を行ってPRする方法もよく使われているようです。

③ シェイク機能を使った抽選、得点

テレビ放送やパフォーマンスの実演時に視聴者や観客にシェイクを呼び掛け、公式アカウントをフォローしてもらいます。指定時間内にシェイクすると、抽選に参加できる権利を獲得できたり、得点が得られる広告ページに誘導したりするケースがあります。

街中にアカウント登録用QRコードが出現

中国で営業する企業は自社のアカウントをユーザーにいち早く登録してもらうことで、顧客の囲い込みを急いでいます。街中の人目に付く至るとこでアカウント登録用のQRコードが出現し、WeChatユーザーが来るのを待ち構えています。

QRコード付きのティッシュを配布して登録してもらう方法のほか、飲食店の待ち時間でもメニュー表に連携する他社のQRコードを掲載して登録の得点をPRするなど、間接的な方法もとられています。人々が見ようとしなくても自然と目にQRコードが飛び込んできます。また、QRコードをスキャンすると、ポラロイド写真の撮影や飲み物のサービスを無料で受けられる無人ロボットも登場するなど、企業のWeChatユーザーへのアカウント登録合戦は激しさを増しています。

ただ不特定多数のユーザーへのアカウント登録の得点提供は企業にとってもコスト負担が大きく経営の圧迫要因になりかねません。WeChatを通じたサービス合戦が加熱する中、適正な商品やサービス提供を行っていくためには、企業側も慎重に“友人”を選ぶ必要がありそうです。

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