インバウンド

訪日中国人に超お得!JRグループのフリーパス!

JRグループが、訪日中国人など外国人旅行者向けの商品を販売していることをご存知でしょうか!それは訪日外国人限定のJRフリーパスです。日本人はおろか在日の外国人も購入できないという、訪日外国人旅行者へのサービスに特化した商品で、その種類が豊富なことにも驚きます。
今年新発売されたフリーパスから、有名な「ジャパン・レール・パス」、そして2017年のフリーパス全容まで一気に紹介します。

【速報】訪日外国人旅行者向け「山陽・山陰・北部九州パス」の発売

今年6月に最新のパスとして新発売されたのがJR西日本とJR九州の「山陽・山陰・北部九州パス」です。
これは、訪日外国人旅行者のニーズが多様化したことに合わせた新しいルートを回るために便利なパスになりそうです。
【発売期間】 2017年7月1日から1年間
【有効期間】 連続する7日間
【発売価格】 大人:22,000円 小児:11,000円(6才から11才まで)
【主な効力】 新幹線、特急、急行、普通車の指定席が乗り降り自由(関西エリアから北部九州エリア)
宮島フェリー、JRバス(西日本、中国、路線バス)が乗り降り自由
(一部、利用できない列車があります)
英語版パンフレット
file:///C:/Users/tetsuo/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/C5TZWCLB/index.pdf

関西エリアから長崎・熊本など九州北部エリアを旅行したい訪日外国人旅行者には嬉しいパスの登場です。
続いて、お得すぎる訪日外国人旅行者向けのJRパスを紹介します。

お得すぎる!JRパスの元祖ジャパン・レール・パス

jRパスのパイオニア「ジャパン・レール・パス」を語らないわけにはいきません。1980年代に発売されて
以来、訪日外国人旅行者の強い味方であり続けています。
このパスはJRグループ6社が共同して提供するパスで、日本中を旅行するのに最も経済的な切符です。

普通車用とグリーン車用があり、それぞれ7日、14日、21日間の3種類が用意されていて、訪日期間に合わせ選択できます。7日間の場合、普通車用が29,110円、グリーン車用は38,800円で、新幹線で東京・大阪を一往復しただけで元が取れるという、超々お得な切符です。「もし、自分が外国人だったら絶対に使ってみたい」と多くの鉄道ファン垂涎の的の万能周遊券です。

主な効力は、JRグループ全線の新幹線(「のぞみ」号・「みずほ」号(ともに自由席を含む)を除く)、特急列車、急行列車、快速列車、普通列車及びBRT JRバス会社の各ローカル線、JR西日本宮島フェリーが期間中、乗り降り自由です。

参照URL
file:///C:/Users/tetsuo/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/J868G04C/trial_basis_ja.pdf

2017年のフリーパスは50種類以上!

2017年3月時点のJRや私鉄が訪日外国人旅行者向けに販売しているフリーパスを紹介します。

【広域エリア】 ジャパン・レール・パス、JRイーストパス、関西・北陸エリアパス、山陽・山陰エリアパスなど9種類
【北海道・東北エリア】 北海道レールパスなど2種類
【首都圏(関東)エリア】 JR東京ワイドパスなど7種類
【中部(東海・甲信越・北陸)エリア】 富士山・静岡エリアパス、9種類
【関西エリア】 関西エリアパスなど18種類
【中国(山陽・山陰)・四国エリア】 広島・山口エリアパスなど4種類
【九州エリア】 オール九州エリアパスなど5種類

【高速バスきっぷ】  BLパスなど8種類
【空港アクセスきっぷ】 12種類

フリーパスだけでも50種類以上あり、訪日スケジュールや行きたい観光地に合わせて選択すれば、お得で便利です。

訪日外国人向けフリーパスのメリット

外国人旅行者にとって、英語が通じにくい駅の窓口や券売機で切符を購入することは大変で、それが何回も重なるとストレスになります。フリーパスなら一度購入すればいいのでストレスもありません。しかも、そのパスが超々お得ですから大満足です。
JRとしては、駅窓口に来る外国人を減らすことができ、窓口混雑を緩和でき人件費の削減にも繋がります。
外国人は切符を一枚で済ませたい希望があり、その需要を拾うことができます。
外国人旅行者には便利でお値打ちだと喜んでもらえ、JRにも効果があり、日本全体ではインバウンド需要の取り込みができ3者にとってメリットがあると言えます。

まとめ

1980年代にスタートしたJRのフリーパスですが、訪日外国人の増加や行動範囲の拡大に比例して年々増え続け、2017年には50種類以上になりました。訪日中国人旅行者などが「モノ消費」から「コト消費」へと移行しつつあることから、日本国内を安価に移動できるJRパスの需要は、今後も高まることが予想されます。
外国人のニーズを的確に掴んで、必要とされるフリーパスを提供していくことが、訪日外国人へのサービスになり消費拡大にも繋がることでしょう。

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