中国 中国Web広告

中国シェアNO.1!「百度・リスティング広告」への出稿

現在では、インターネット環境さえあれば、誰でも簡単に情報を得ることができます。

何かを調べる時は「とりあえずネットで検索してみる」といった方が、多いのではないでしょうか。

これは中国人も同様で、日本に旅行したいと思う中国人の多くは「日本旅行 観光」・「日本 伝統 旅行」などのキーワードでネット検索を行い、訪日前に日本の情報を取得しています。

日本では、検索というとGoogleやYahoo!を利用される方が多いかと思いますが、 中国では、「百度(バイドゥ)」という検索エンジンを利用しての検索が国内での主流となっています。

中国最大手の検索エンジン「百度(バイドゥ)」

百度とは、百度公司が運営する中国最大のネット検索エンジンで、検索シェアはGoogle・Yahoo!に次いで世界第3位につけています。

現在、百度の月間アクティブユーザー数は約6億人以上で中国のインターネットユーザーの約70%が、この百度を利用しています。

「百度」は、中国語でバイドゥと読みますが、パット見では「ひゃくど」と読みかねませんね!

「百度」は、何度でも見られるという意味合いがあるといいます。

    この「百度」で、自然検索または検索連動広告で上位表示できれば、単純計算で約6億人以上 の中国人ユーザーに効率的にアプローチできることになります。

    では、中国人に効率的にアピールするには、シェア数を誇る「百度」だけのリスティング広告だけで対応していればいいじゃないか!と思われます。

    しかし、やはりそこは中国!日本とは異なる中国独自のネット文化に対応した
    Webマーケティングを十分考慮する必要があります。

    中国のWeb事情

    中国のインターネットで最大の特徴は「検閲」があります。

    「グレートファイアウォール」と呼ばれる政府の検閲システムによって、ほぼすべてのネットの検閲が行われており、中国当局にとって都合の悪い情報は表示されないようになっています。

    フィルタリングサービスの超巨大版と言ったところで、3万人以上もいる公安職員による、想像を絶する検閲が実施されているようです。

    数十年前の天安門事件がネット上に流された頃から、当局による徹底した情報規制がなされているわけです。

    こうした事情から、中国国内のインターネットユーザーにサイトを見てもらうためには、この検閲を通ることが大前提となります。

    もし、規制にひっかかると中国国内ではウェブサイトが表示されず、「百度」で検索しても検索結果画面には表示されません。

    百度のリスティング広告を使う理由

    リスティング広告は、広告を配信してアクセスを集める集客方法です。

    「リスティング広告への出稿」とは、検索キーワードをお金を出して入札して購入するという事です。
    購入するキーワードには単価の高いものと低いものとがあり、人気のキーワードほど出稿する際の単価が高くなります。

    「百度のリスティング広告」はwww.baidu.comの検索結果画面に広告を掲載するサービスで、中国における検索連動型広告シェアの約80%を占めています。

    中国最大の広告ネットワークを保有している「百度」!これを利用することで広大な中国に向けて効果的にプロモーションを実施することができます。

    また、百度上で検索をしたり、特定のコンテンツサイトで表示される広告をクリックするユーザーは、そのキーワードに関連する情報や商品を探しているターゲットであり、もしくは潜在ターゲットといえます。

    「百度のリスティング広告」はこのように興味関心の高いユーザーに向けて広告が表示されますので、高い広告効果が期待できます。

    また、「百度アドネットワーク広告」は百度がネットワークしている約60万以上の専門サイトにバナーやテキスト広告を掲載するサービスです。

    百度のマーケット規模

    2011年の「百度」検索連動型広告の売り上げは140億元(約1680億円)で、日本のウェブ広告の2194億円(電通調べ)と比較しても遜色ないマーケット規模になっています。

    総人口とネット普及率の伸び(毎月1000万人のペースで増加)を考慮しても、将来的には中国のほうが大きなマーケットになることは明らかです。

    「百度」リスティング広告への出稿

    「百度」に次いで第2位の「好捜」や「360」は 特徴として、スマートフォン向け広告に強いことが 挙げられます。

    単に大きな検索エンジンに広告を出すのではなく、中国での施策の方向性や獲得したいターゲットを十分考慮し、それぞれの検索エンジンの特徴を活かした最適なリスティング広告を打つことも肝心です。

    中国政府による検閲と規制はコンテンツ自体にかかるので、越境ECでの言語表記はしっかりとローカライズされた表現が必要です。

    “今”の中国のトレンドを的確に表記する必要があります。

    百度におけるSEO対策は、Googleとアルゴリズムが違うためSEO対策の事情も当然違います

    これらのことからも、中国国内でのウェブマーケティングは、中国独自のネット文化に対応できるかどうかが成否を左右するといえるでしょう!

    「百度」に最適なリスティング広告のプランニングと出稿は、現地でのWebマーケティングに精通した中国専門の制作会社や広告会社の選択がベストといえます。

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