中国でゲームがe-Sportsと呼ばれるまで!

今や中国ではゲームがe-Sportsと呼ばれるまでになり、さらにその規模を拡大しています。しかし、10年ほど前までは、ゲームと言えばRPGが主流でした。世界最大のゲーム会社である中国のテンセントは、当時将来を見据え、対戦型のゲームを作っていてe-Sportsがゲームの市場を広げると予測し、投資を続けてきました。
そのころ、子供のゲームが教育上良くないと世の中全体が感じていましたが、ゲームのルールの範囲で知恵とエネルギーを駆使して「勝つ」というe-Sportsが世間のマイナスなイメージを変えていきました。そして、今も成長を続けているe-Sportsを紹介します。

e-Sportsとは

『e-Sports』は、electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)の略で、個人やチームがビデオゲームで勝敗を争うスポーツのことで、コンピューターゲーム(ビデオゲーム)をスポーツとしてとらえる場合の名称です。
中国などのe-Sports先進国では、ゲームとは関係ない企業がチームを保有したり巨大施設で開催されるスポンサーになったり、テレビ局がイベントの放映権を購入したりしています。
Newzoo(リサーチ会社)の調査では、e-Sportsの市場規模(ゲームの販売、課金以外で発生するスポーツ・ビデオゲームの市場規模)は2017年には700億円(前年比:41%) 2020年には1670億円まで成長し、世界のe-Sports人口は、2017年中に約2億人に達すると予想されています。

中国のe-Sports事情

アジア最大の企業と言われるテンセント、無料通信アプリ「WeChat」で有名な会社ですが、ゲームの売上げは任天堂やソニーを上回る世界最大の企業です。
そのテンセントがe-Sportsをテーマに、「ゲーム大学」をはじめとする施設創りなどの地域活動を展開すると発表しました(2017年5月)。この開発はすでに始まっていて、完成後は世界規模のe-Sports大会の開催を予定しています。
テンセントはモバイルゲーム「王者栄耀」に焦点を当て、四川省成都市にテーマパークを計画し取り組み中とのことです。その他にもe-Sportsのプロ・解説者・チームオーナーを育てる学部を新設したり、競技やビジネスに関する書籍の出版などを支援しています。

中国ではe-Sportsがスポーツと位置付けられた!

ゲームの世界で他国をリードする中国は、日本では想像もできない速さでe-Sportsが発展を続けています。
前述したゲーム大学の他に、2017年度に普通大学で新設予定の専攻科目に、電子競技「e-Sports」が含まれていることを、中国教育部が発表しました。
この専攻科目は分類上「体育」とされ、このことが「e-Sports」は中国で、公的にスポーツと位置付けられた」ということになります。スポーツ振興に力を入れている中国では、e-Sportsがそこに名を連ねたとことで、今後の動向が注目されることでしょう。

アジア大会にもe-Sportsが採用される

OCA(アジアオリンピック評議会)は、2022年に中国で開催されるアジア大会で、メダル種目にe-Sportsを追加すると発表しました。これに先立って2018年のインドネシア・アジア大会で、デモンストレーション競技としてe-Sportsを実施することを併せて報告しました。現時点では競技そして採用されるゲームタイトルは未定です。

OCAはe-Sportsの追加について「新しい形態のスポーツの急速な発展と人気拡大を反映するため」としており、中国Alibabaグループがバックアップすると伝えました。
このニュースを聞いて「オリンピックはどうなるの」と気になりますが、e-Sportsの追加はアジア大会までに留まっています。しかし、オリンピックには、1940年代まで絵画や音楽などでメダル種目が存在しました。
また、2018年の平昌冬季オリンピックでは「チェス」が公式種目になる!との報道もあります。
オリンピック種目にe-Sportsが採用される日は来るんでしょうか!

まとめ

成長を続けるe-Sportsは、中国では既にスポーツとして認知され、2022年のアジア大会ではメダル種目とし
て追加されるなど、驚きの「広がり」をしています。
サッカーの世界では、人気のサッカーゲームFIFAのサッカーチームを抱える海外のサッカークラブも現れた
り、e-Sportsチームのリーグ戦が始まった国もありNBAでも同じような動きがあります。
日本も海外のe-Sportsに関する動きに敏感に対応する必要があるのかもしれません。

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