中国 中国ホームページ制作

.cnや.cn.comの中国のドメインがマスト?

目次

はじめに

ドメインとは、そのホームページの住所です。

ドメインの中で、「.」で区切られた最も右側の部分をトップレベルドメインと
呼ばれています。
ドメインの種類は、.com .net .co.jp  .ne.jp  .us があります。
国コードトップレベルドメインは国ごとに、割り当てられたドメインでその国に在住しなければ取得できません。
日本では「JP」が表記され、日本の企業向けとなります。

.cnは、中国の国別コードトップレベルドメインです。

中国の主要ドメインは .cn(日本の.jp)と .cn.com(.comの中国版)があります。
たとえば、上海市政府.cn (http://xn--fhq220bhnal6ss4k.cn/)
.comを使用しているサイト百度 (http://www.baidu.com/)

    現在、中国に進出している日系企業は、ほぼ.cnを取得しています。
    .cn.comは中国向けのサイトで使用される事が多いドメインとなっています。

    .cnにするか .comにするか?

    .cnは中国法人の情報が必要であり、中国法人を設立するか現地の中国法人又は名義貸しが必要となります。
    .cnは中国国民に馴染みがあり、国内での信用があるイメージ。
    cn.comは世界的に通用するドメインのイメージがあります。

    しかし、中国でのドメイン取得数を見た場合、シェアでは、やや.cnが多い位で大差はないようです。百度・微博・ビリビリ動画等の大手企業も.comを表記しています。

    中国ドメイン取得の際は!

    中国国内で検索エンジンを見る場合、百度がピンイン検索(中国語ローマ字入力)をサポートしている為、英語ではなくピンインでドメインを取得すれば中国SEOとしての検索エンジン対策になると思われます。

    たとえば、時計のサイトの場合、英語でのドメインはwww.clock.comにし、
    それに合わせて中国語の時計でwww.shizhong.cnで取得した場合、中国語のピンインで「時計」を検索すると、検索上位に表記される可能性が高くなります。

    .cn.comのフィッシング詐欺?

    警視庁では平成25年後半から「.cn.com」ドメインを利用したフィッシング詐欺が急増している事を発表しています。
    「.cn.com」ドメインは中国を連想させるイメージから、中国を対象とするサイトからの誘導が多いとされています。
    認知されたフィッシングサイトは、オンラインゲーム等のログイン画面を偽装したものであり、ドメインは確かに「●●●.cn.com」となっています!

    .cn.comはイギリスで販売??

    .comは地域に関係なく世界中で使われています。
    その為か、cn.comは「中国向けサイトにオススメ」という触れ込みでイギリスにあるドメイン販売会社CentralNicNicが販売しています。
    他にも、「日本向けサイトにオススメ」⇒.jpn.com
    「ドイツ向けサイトにオススメ」⇒.de.com 等々・・
    CentralNicの公式サイトをみると世界各地域向けのサブドメインを
    販売しているようです。
    サブドメインは、コンテンツの内容が必ずしもその地域に関連しなければならない義務はないので、そのドメインを取得したユーザーの自由です。

    ちなみに、「●●●.ch」だけを見ると、China=ch=頭文字からの中国であると
    勘違いしますね!

    .cnや.cn.comの中国ドメインがマスト(必須)か?

    いずれにしろ、.cnは中国における主要ドメインであり、中国ドメインの取得は様々なメリットとプラス効果があるのないにこしたことはないでしょう。
    .cnや.cn.comの中国ホームページのドメイン取得数シェア率を見ると、大差もないため取得目的に応じた取得が良いと思われます。

    くれぐれも、「●●●.ch」に引っかからない様にしましょう!

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