観光庁の調査で、訪日外国人旅行者が“不満に思ったところ”では「クレジットと両替に関する不満」が4番目に挙げられました。
特に、地方での観光旅行客が「クレジットカードの利用や両替で困った」といわれ、カードが利用できる場所の整備が求められている状況です。
訪日外国人の中でも、いまだ「爆買い」のイメージが定着している中国人観光客
は国民カードと言われる「銀聯カード」や、スマホでのモバイル決済が主流となっています。彼らの購買意欲の期待に応える国内でのキャッシュレス環境の整備が進行しています。
訪日中国人観光客へのスムーズな消費を促進
中国はオンライン決済社会です。訪日中国人観光客もオンライン決済をします。
今だ増え続ける中国人観光客に対し、国内ではスムーズな消費対応を促進する為、中国の3大決済サービスである「WeChat Payment」・「支付宝」・「銀聯カード」に対応したキャッシュレス化を進めています。
中国で利用されている決済サービスは?
「WeChat」は、日本でも人気のLINEと同等の機能を備えるメッセージングアプリで中国ではスマートフォン利用者の約9割がインストールしてます。
「WeChat Payment」とは、WeChatで利用できる電子決済で中国人が日常的に利用しています。
日本でも、中国人旅行者が買い物をするときスマートフォンでバーコードを表示し、これを店舗側が読み取るだけで簡単に支払いをする事ができます。
「支付宝(アリペイ)」は、中国版のpaypalともいわれ、ネットなどで事前にスマホ内のアプリのアリペイに、お金をチャージして使う電子マネーです。
支払う時はスマホアプリでQRコードを呼び出し、店側のQRコードを読み込むリーダーで読み込めば決済は完了です。
中国で当たり前に利用されている、モバイル決済は本当に便利です!
「銀聯カード(ぎんれんカード)」は、Union Payとも呼ばれ中国銀聯が発行しているデビットカードです。
デビットカードは支払い後すぐに自分の口座から代金が引き落とされる方式で、銀聯カードは発行枚数では世界一のデビットカードともいわれています。
今やこのカードに対応しているか否かで、売り上げが大きく違ってくるので
現在多くの小売店が銀聯カードを扱ってきています。
国内での決済サービス導入例
国内の各企業も訪日中国人へのキャッシュレス決済を促そうとWeChat Payment・アリペイ・銀聯カードの決済サービスを 導入しています。
中国モバイル決済ソリューションのサービスを提供している「NIPPON PAY」は、越境ECショップ向けに中国3大決済が利用できるマルチ決済サービス事業を展開していますが、新たに電子決済サービスを持っていない医療機関や商業機関向けに、中国三大決済が可能な「メールリンク決済サービス」を開始します。
この「メールリンク決済サービス」は訪日前後の中国人に対し、メールやチャットで決済情報を送信し遠隔で簡単に請求する事が可能となります。
今、中国人富裕層の間では医療ツーリズムが人気となっており、医療水準の高い日本で検診や治療を受けようと医療ツーリズムを利用する中国人富裕層が急増しています。
今までは医療機関の決済サービスが無い為、中国人側は人民元の支払いに送金や国外持ち出し制限等の為、スムーズに支払いができず煩雑な行程を必要としていました。
この決済サービスにより、今まで双方に負担となっていた課題が解決される事になりました。
中国3大モバイル決済サービス可能の「日本美食」
「日本美食」は訪日中国人観光客への飲食店案内や予約決済サービスが出来る日本初のアプリで「We Chat Pay」・「アリペイ」・「銀聯カード」の全てが
オンライン上で決済処理が可能です。
「日本美食」の特徴は、訪日旅行者へ都内厳選店舗の紹介や、英語・中国語によるメニューや決済画面の翻訳・予約・モバイル決済が可能なアプリです。
焼鳥チェーン居酒屋を展開する「KUURAKU GROUP」は、「日本美食」と業務提携し実際の店舗での導入による3大決済サービス可能店をオープン予定です。
三大決済サービス全てを実店舗で導入する店は、「博多屋 大吉 銀座店」が日本初で、更に今後の拡大が計画されています。
中国人観光客の訪日観光の一つに「日本食を食べる」 目的が挙げられます。
これからは、新たな「爆食い」ブームにつなげる中国スタイルのキャッシュレス決済対応が必要です!

