中国のインターネットを、中国政府が敷いている「金盾システム」抜きに語る事はできないでしょう。

実はこの規制、GoogleやFacebookといった企業のサービスだけでなく、海外のニュースサイトなども規制対象となっています。

単純に海外のサイト全てが規制対象というわけではないのですが、繋がるとしても異常に接続速度が遅かったりと、アクセスしにくい状態がおきています。

だから、せっかく中国人向けにホームページを開設しても、そのサーバーが日本にあるとすれば、中国に住む中国人からのアクセスは期待できない状態になってしまうのです。
もし、中国人向けにホームページを作成したのにアクセスが伸びていない場合は、これが原因のひとつかもしれません。

本記事では中国でホームページを作る、もしくは中国に住む人向けのサイトを作る場合、どうするべきなのかを紹介していきます。

『重要なのはサーバー選び』

中国から国外のサイトにアクセスする場合に、著しく速度が遅くなってしまう場合があると先述致しました。

やはりそのような状態だとページを開ききる前に、ユーザーは離脱してしまうでしょう。その速度低下が国外サイトへのアクセスで引き起こされている以上、これを解決する為の答えはシンプルです。
「中国国内のサーバー」を用いてサイトを作れば良いわけですね。
なんだ簡単じゃないか。と思うかもしれませんが、これには一つ大きな問題があります。中国のサーバを借りる為には、その登録のために「中国の現地法人」が必要になるのです。

現地法人が無ければ中国のサーバを借りることはできません。
これは正直言ってかなり高い障壁でしょう。そう易々とクリアできるものではありません。

ではどうすればいいのか?
ご安心ください。本問題の解決策は2つあります。

『香港のサーバーか、CDNサービスを利用する。』

中国の特別行政区である香港であれば、アクセス時の速度低下はほぼ発生しません。サーバーの取得にも現地法人が必要なく、日本のサーバーを取得するのとほぼ変わりなく行えます。

もう一つの解決策は、「CDNサービス」を利用する事です。
CDNサービスとは、Contents Delivery Network(コンテンツデリバリネットワーク)の略で、ものすごく簡単に説明しますと、世界各地にあるキャッシュサーバーにサイトデータのコピーを置かせてもらうのです。そして、サイトを見に来たユーザーには、ユーザーの最も近くにあるキャッシュサーバーからデータ参照させるという仕組みになっています。CDNを用いれば、日本に基となるサーバーがあっても、中国のユーザーは中国のサーバーからデータを読み込むようになるため、速度の低下は発生しません。

中国に住む人向けのコンテンツであれば、やはりその人達が開ける環境を敷くことは重要だと言えるでしょう。

本記事が既にコンテンツをお持ちの方、これからコンテンツを作る方のお役に立てば幸いです。

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