ホームページが中国で開かない理由はどうしてでしょうか。
中国のインターネット事情についてまとめてみました。
中国では、様々な規制が緩和されてきており自由な部分が増えてきてはいるものの、まだまだ規制されている部分が多いようです。
インターネットの規制は徹底的に行なっている部分もあり、ホームページが中国で開かないという事態に直面しているのは、在住者だけでなく旅行者でも経験した方がいらっしゃると思います。
ホームページが中国で開かない理由は、インターネット規制、検閲によるものですが、
表向きは、青少年の健全な育成に力を注いでいるとのことらしいです。青少年に与える悪影響の情報を遮断するといったところでしょうか。実際は、情報統制ということが理由かと思います。
政府の腐敗や都合の悪いことを、SNSなどのやり取りで拡散するのを防ぐためか共産党として情報をコントロールしたいがためか、原因については明確にはわかっていない部分もあります。
中国のインターネットの利用者数は断トツで世界一位なので、情報統制をしている効果もあるのかもしれません。
特定のIPアドレスにアクセスすると、ファイヤーウォールとゲートウェイプロキシサーバを使ってブロックするようにされています。メールなども見られているのでは?というほどです。
中国でネット規制されていることにより見ることが出来ないホームページを幾つか記載すると、海外のサイトではフェイスブックやYouTube、ツイッターなどがあります。
日本のサイトも見れないホームページが幾つかあり、アメブロやニコニコ動画、FC2ブログなどがあります。また、LINEやインスタグラムなどのサービスもブロックしているようです。
特に昨今、急激に利用者数を増やし、全世界的に利用されているフェイスブックなどのホームページを開けないのは、民主主義や自由主義とはかけ離れたイメージがあります。
人と人が繋がるSNSなどで、自由で本当の情報が知れ渡り、行き渡ると都合の悪い理由が中国当局にあるからではないでしょうか。
どのサイトやサービスも有名なもので、規制されているホームページの殆どがユーザー発信型のホームページであることから、インターネットを利用して自由な情報発信が行なわれているとは言えない状況だと思います。
これらの理由から、ホームページが中国で開かない理由には中国政府が規制をかけているからということになります。
在住者に限らず、ちょっとした出張や短期の旅行者もホームページが見れないなどの状態になる可能性があるので、渡航前に対策を調べておく必要がありそうです。