百度は6月1日より実名制を全面的に開始し、モバイル認証が義務づけられます。 この規定によると、実名によるアカウントのモバイル認証を行わなかった場合、6月1日以降は登録が制限される可能性があります。
現在、メールアドレスによる百度アカウント登録はモバイルアカウントによる制限はありませんが、百度が提供するサービスにアクセスするとこう表示されます。
「国家法律の要求に基づき、6月1日よりネットを利用する場合は実名アカウントでログインする必要があります。正常な百度アカウントの使用を確実にするため、お早めにモバイル認証を完了してください。ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。」
その実名認証の要求について、百度は早い段階でモバイルアカウントの提出を義務づけていましたが以前は提出するのみで、アカウントの実名制については言及していませんでした。また、テストでは百度は既にメールアドレスによるアカウント登録を禁止しており、モバイルアカウントしかも国内のものが必要になることがわかっています。
ネット経済の急速な発展に伴い、ユーザーの実名制は監視層がビジネスの成長を規制する大きな切り札となっています。例えば、「電話の実名登録制」、「書類郵送による実名登録制」、「あるネット有名人の生放送は登録が必要」などがあります。現在まだ百度アカウントにモバイルアカウントによる制限がなくアクセスすることができますが、実名認証を早めに完了することがやはり重要となります。
この他に、新しいアカウントを登録するとき、国内はもちろん海外でもIPはメールアドレスから登録できず、国内のモバイルアカウントでしか登録できません。
これによって多くアカウント作成者の手間がさらにかかるようになりますね。
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