近年のインバウンドブームから、現在では越境ECに注目度がシフトし、販売された日本製品は海外の多くの国や人々から賞賛されてきました。
特に中国の人々の、日本商品への購買意欲は衰えることはありません。
しかし、この勢いで中国越境ECに進出はしたいが・・・と、漠然とした不安を抱えている企業も多くあります。
目次
中国越境ECへ進出時の課題
越境ビジネスは国境を越えることであり、相手国の制度や規制・国民性に関する情報も得なければなりません。
他にも、現地語への対応・決済システム・商品配送と物流コスト等、販売から代金回収までの一貫したプロセスやリスクも考慮しなければなりません。
更に、進出時の初期費用や固定費も必要です。
越境ECワンストップでのソリューション
こうした課題に向けて、Inagora(インアゴーラ)(株)では、日本商品に特化したショッピングアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」と、中国向け越境ECプラットフォーム「豌豆公主(ワンドウプラットフォーム)」の運営により、越境ECの課題をワンストップで解決できるソリューションサービスを提供しています。
豌豆公主(ワンドウ)とは?
豌豆公主(ワンドウ)は、唯一日本商品に特化したショッピングアプリです。
出店メーカーは初期費用・固定費は無料で「豌豆公主(ワンドウ)」に出店することができ、商品は注文受付時に指定の国内倉庫に発送するだけです。
商品情報の翻訳や制作・通関・国際物流・カスタマーサービスなど、運用に必要なほぼすべてを代行することで、日本企業の中国進出を容易に実現しています。
正に、越境ECワンストップでのソリューションサービスです!
豌豆公主(ワンドウ)のビジネス概要
「豌豆公主(ワンドウ)」は、日本商品特化型ショッピングアプリとして2015年8月にリリース以来、流通総額を急速に伸ばしています。
現在の会員数は130万人以上・1年で約15倍の成長を達成しています。
現在の取り扱い商品数は、約2,000ブランド・約30,000以上の商品を扱い、そのブランドの良さ・日本の商品の良さを伝える多角的なコンテンツと、ユーザー同士での拡散型ショッピングに向けたSNS機能が特徴です。
中国ユーザーは知らない商品を信頼しないので、その商品の良さを専門分野のライター記事や動画コンテンツなどで詳しく紹介したり、ライフスタイルの提案を含めたきちんとした情報の提供を徹底している事で信用を得ています。
大手企業では、お茶漬けの永谷園・東急ハンズ等多くの企業が出店しています。
豌豆公主(ワンドウ)の出店条件
基本、ワンドウに出店の為の初期費用や固定費はありません。
無料で中国ECが始められる事が、最大の魅力です。
出店は商品紹介や、販売のPRコンテンツを自社で制作するリスクが有るため、その商品が中国で売れるかどうかを判断した上で、出店可否を決定しています。
商品が売れた場合、成果報酬は売上の35%を徴収するシステムとなっています。
2019年には年間取扱高1500億円を目標!
ワンドウは開設当初、25~35歳代の女性をターゲットにしたECアプリとしてスタートしましたが今後は、日本製品であればなんでも揃う売り場にしたいとしメディアへの広告出稿・SNS広告等を積極的に行っています。
今後も品揃えを強化し集客力を高め、流通額は2019年には年間1500億円を目標に掲げています。
スマホでの越境EC
今では、中国人にとってスマートフォンは生活に欠かせない必需品となっており、Wechatなどのモバイルアプリを中心に日本の情報を配信するメデイアも増えています。
そして、スマホでの越境ECも簡単に取引できる時代となりました。
しかし、取引上の言語の壁や日中間の文化的なギャップ等も存在します。
ワンドウの展開は、中国ユーザーと日本企業の間にあって日中間の文化的なギャップを1社で吸収するというやり方があります。
今後もこのようなビジネスモデルが、多く登場するかもしれませんネ!