中国 -中国SEO

Googleと百度(Baidu)がホット検索ワードランキングを発表、中国人は日常生活に大きなストレスを感じているのか?

中国人は毎日百度を見ていますが、中国人以外の人たちは毎日Googleを見ています。では、中国人が検索するワードと、世界の人たちの検索ワードはどのような違いがあるでしょうか。二つの検索エンジンが発表した2016年度の検索ワードランキングの総合結果を見てみましょう。
まず総合ランキングリストを見てみましょう。Googleの1位は今年世界中(中国を除く)を席巻したポケモンGOで、不思議なペットの大型IPと、最新のAR(拡張現実)技術の助けを借り、さらにゲームの社交性を加えたもので、ポケモンGOは、歴史上最大の人気携帯ゲームであり、そしてこのチャンスに乗りプロのポケモンハンターまで現れる程でした。
このランキングから世界中の人たちが検索しているワードは、娯楽に偏っている事がわかりますが、逆に、百度ではリオオリンピック以外の検索ワードは基本的に国内政策や国民生活に関するものばかりで、比較してみるならどうしても深刻なものが目立ってしまいます。このランキングから中国人の日常生活でのストレスがかなり大きいことが分かるのではないのでしょうか。

Google検索国際ホット検索ワードランキング

1位 ポケモンGO
2位 iPhone7
3位 ドナルド・トランプ
4位 プリンス(アメリカのミュージシャン)
5位 power ball(アメリカの宝くじ)
6位 デヴィット・ボウイ
7位 デッドプール(映画)
8位 オリンピック
9位 Slither.io(ヘビを狙って食べるオンラインゲーム)
10位   スーサイド・スクワッド(映画)

     

    百度検索キーワードランキングベスト10

    1位 リオオリンピック
    2位 不動産価格の高騰
    3位 車のナンバープレートの抽選
    4位 増値税(付加価値税)
    5位 ワクチンの安全性
    6位 戸籍登録の全面的解放
    7位 人工知能(AI)
    8位 ネット金融
    9位 反汚職
    10位 二人っ子政策

    ほかの人が娯楽を検索している時、中国人は、生きていくことについて検索しているのです!
    世界の人たちが、生活を楽しむことを検索している時、中国人は、生活の悩みを検索しています。比べてみてはじめて分かりますが、中国人は毎日心配のあまり心が砕けそうなのです。

    関連記事  中国の3C(CCC制度)を徹底解説