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中国マーケティングもう一つの選択肢:360 SearchのSEM

中国で検索エンジン2番手の360 Searchは、百度に代わる強力な存在である。事実、360 Searchは、中国のマーケティング戦略に非常に効果的なツールとなり得る。

中国のSEM戦略を考える場合、マーケティング担当者の注目を最も受けるのは大抵は百度である。その大きなリーチが主な理由で、複数アカウントを含めると、百度は中国検索エンジン市場の約60〜70%を占める。一方で、百度にはグーグルが欧米で享受しているような優位性はない。また、ますます攻撃力を強め洗練される競合他社と競う必要があり、百度が毎年その優位性を維持するのは難しくなっている。

そのような強力な競合のうちの一つが360 Searchで、ここ数年は、市場における2番手の地位を確固として維持している。また別の調べでは、現在、同社の中国検索エンジン市場におけるシェアは25〜30%である。同社の主な検索サイトであるso.comは、baidu.com、qq.com、taobao.comに続き中国で四番目に訪問者が多い。

360 Searchは、中国人インターネットユーザーの約2/3を網羅し、独自のランキングシステムを開発すると主張している。また、オンライン詐欺の補償を提供する中国初の検索エンジンでもある。

検索エンジンだけが360 Searchの商品ではない。同社は、中国で最も訪問者の多いポータルである360 Directoryや、中国トップのAndroidアプリストア、中国で二番目に人気のあるインターネットブラウザ、最も普及しているウィルス対策プログラムなど、数々の人気あるインターネットプロパティを所有する。

また、独自のモバイルフォンブランドやカーアクセサリ、セキュリティカメラからスマートウォッチに至る様々な電子機器を製造している。

360 SearchのSEMが中国のマーケティング担当者にとって効果的なツールとなり得る理由

第一に、一般的に360 Searchのキーワードの入札価格は百度よりもかなり低い。同一のキーワードの場合、360 Searchの入札価格が百度の半分であることも珍しくはない。

第二に、マーケティング担当者の報告では、コンバージョン率の平均は360 Searchの場合、百度より15%高い。この事実だけでも、360 Searchを百度と共に、または百度の代わりに、360 Searchを総体的なマーケティング戦略に含める理由となろう。

三番目に、360 SearchのSEMをマーケティング担当者が好む理由には、百度に比べ、外国企業が広告主アカウントを簡単に登録できるという点がある。中国の検索エンジンは全て中国のインターネット当局が定めるルールに準拠し、書類などの提出も行う必要があるが、360 Searchの申込書の手続きは、より迅速で分かりやすい。

初期費用に関しても、360 Searchと百度では非常に異なる。360 Searchの場合、百度のようにアカウント設定費用を請求しない。が、広告費デポジットや初期設定費用などは、百度に比べると高額である。現在、百度が5,000元(交渉可の場合もある)のところ、360 Searchの場合は最低でも30,000元である。が、デポジットは無期限で使うことができる。

最後に、キャンペーン管理も百度に比べると幾らか容易である。(両プラットフォームとも中国語のみではあるが)

[原文]

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