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聞いたことがない人も多いかもしれない中国の新興5都市

中国経済の低速は、最近の世界株式市場におけるトラブルの主要要因となっている。一方で、経済が2桁成長するだけでなく加速成長する新興都市がいくつかある。今回は、エコノミスト紙で取り上げられた中国の5つの新興都市について紹介する。

急速に経済成長する中国の5つの新興都市

1. 貴陽

貴陽は、中国南西部にある貴州省の省都である。貴州省は中国最貧の省で、国有企業に極度に依存する経済である。人口は280万人で、現在は巨大な中国テレコム企業のオペレーションハブとなっている。私営企業もアリババに続き、市内にクラウドコンピューティング施設を設置している。

また、貴陽は中国南西部の交通の要衝となっている。 2014年12月26日には、貴陽—広州を結ぶ高速鉄道が開通した。今後数年では、重慶、昆明、長沙とを結ぶ高速鉄道も開通する予定である。

一人当たり可処分所得は、現在5,100米ドルで、中国平均の9,800米ドルの約半分である。エコノミスト紙は、経済が最も急速に成長する中国の都市に貴陽を選んでいる。

2. 襄陽

襄陽は、河北省北西部に位置する地級市である。襄陽には大型の水力発電所があり、その鉱床にはルチル、チタン鉄鉱、バライト、石炭、鉄、アルミニウム、金、マンガン、硝石や岩塩が含まれる。

エリアの主要産業は繊維産業で、機械製造、化学処理、エレクトロニクスと建築資材製造が続く。ここ数年は、製造施設をより安価な地へと移動させる工業移転がトレンドで、襄陽はその候補地となっている。

人口160万人、一人当たり可処分所得は4,300米ドルで、同市は中国新興都市の第二位にランクインしている。

3. 衡陽

衡陽は、省都長沙に次ぐ湖南省第二の都市である。都市部の人口は130万人、郊外も含めると人口は700万以上に及ぶ。

湖南省の成長し活気ある産業ハブ、交通の中心として、同市の経済は伝統的に化学製造や農業、鉱山設備、繊維、紙および加工食品の製造に依存してきた。が、同市もまた、工業移転先の一つとなってきた。直近では、アップル製品の主要メーカーである台湾系のFoxconn社が同市に投資している。

衡陽の一人当たり可処分所得は現在4,900米ドルである。中国新興都市の第3位にランクインしている。

4. 重慶

重慶は中国南西部の主要都市で、国家中心都市の一つである。また、直轄市の一つで(その他の直轄都市には北京、上海、天津がある)中国内陸部では唯一の直轄市である。

人口は890万で、不動産市場が急成長している。中国で最も都市化が進む町の一つで、毎日1,300人以上が都市に移動し、約1億元(1,500万米ドルに相当)を地域経済に落としている。

重慶は、自動車製造では中国第三の都市で、バイク製造では中国最大である。米大手フォード・モーターズは、重慶に3工場を持つ。大手フィナンシャル企業(HSBC、スタンダードチャータード銀行、シティバンク、ドイツ銀行、ANZ銀行、スコシアバンクなど)や小売ブランド(ウォルマート、メトロAG、カルフールなど)が台頭し、Foxconn社の投資先でもある。

重慶の一人当たり可処分所得は5,400米ドルで、エコノミスト紙は同市を中国新興都市の四番目に選んでいる。

5. 宿遷

エコノミスト紙が第5位に選出したのは宿遷で、北部江蘇省の地級市である。宿遷は、中国の省の中でも最も発展した江蘇省の経済ハブと密接に統合されることで、恩恵を受けてきた。上海や省都である南京からも近い。

人口は約100万、一人当たり可処分所得はやや低く4,100米ドルで、省内の最安価な製造拠点の一つである。

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