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Alipay(支付宝)日本でチャージが可能に、外国人の利便性一気に向上か?

Alipay(支付宝)とWechatPay(微信支付)は中国人必携のスーパーアプリである。どちらかを開いておけば、それでほとんど事は足りる。ミニプログラム(小程序)を備え、有力アプリをダウンロード無しに、サクサク使えることも一因だ。このほどその1つAlipayに日本のクレジットカードからのチャージが可能になったという。それはどういう意味を持つことなのか探ってみよう。

AlipayとWechatPay

AlipayとWechatPayは、中国のモバイル決済市場を二分している。直近の2019年第二四半期のシェアは、Alipay54.1% WechatPay39.5%であった。両者がスーパーアプリとなったのは、この決済を抑えていることに拠る。そして屋台まで含めた、ほぼすべての小売店・飲食店が、両者のQRコード決済に対応している。交通機関もオールOKだ。

日本人中国駐在員やその奥さんは、必ずSNSとしてWechatを使うため、WechatPayの方が使うこと多いようだ。個人間取引にも大変便利である。ただしWechatPayは居留証を示し、中国の銀行に正規の口座を開設した上で、紐付けしなければならない。こちらは現在のところ抜け穴は見当たらない。

Alipayは、日本で英語版をダウンロードできる。中国語版とほぼ同じ内容だ。日本のクレジットカードに紐付けることで使用が可能となる。ただし、そのクレジットカードからはチャージできない。

上海銀行デビットカードが追加

英語版Alipayの場合はチャージする方法がなかった。友人のAlipayアカウントから送金してもらうしかなかった。

それが自力でチャージできれば、羽根が生えたように自由になる。早速今回Twitter等で紹介された方法を試してみた。

ホーム画面のMoreをタップすると、More Applicationsへ導かれる。次に最下方のMyMniProgramをタップする。検索バーにTourPassを入力するとすぐに現れてきた。最低単位の100元を入力し、あとはクレジットカード情報など必要事項を入力する。ビザ写真とあるが、これはパスポート写真でよい。

その後、支払い用QRコード画面を開くと、これまでのBalanceの他にBank of Shanghai Debit Cardが追加されていた。どちらかをタップして選ぶのである。どうやらチャージは成功した模様だ。

まとめ、利便性拡大へ

この方法で安定してチャージできるとすれば、外国人短期滞在者にとってAlipayの利便性は、各段に向上するだろう。このところ「現金は使えるのかなあ。」などと心配することが多かった。これで、多少の中国語理解力さえあれば、商店はもとより、ラッキンコーヒーや、フードデリバリー、シェアサイクルなども利用可能となりそうだ。中国スーパーアプリの盛衰を含め、今後のAlipayの動向に注目したい。

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