中国 中国Web 検閲・グレートファイアウォール

【中国出張用おすすめVPN】これをダウンロードしておけば大丈夫!

ネットで紹介されているVPNは多数ありますが、中国出張に向いているのはどのVPNなのでしょうか?中国在住歴が長い筆者は、これまでに数多くのVPNを試してきましたが、その中でも特に、中国で使うならコレ!というおすすめVPNを紹介します。

アプリが日本語に対応しているものも!おすすめのハイコスパVPN

ExpressVPN


VPNサーバーの数が2,000か所を超える業界トップクラスのVPNで、イギリス領のヴァージン諸島にデータセンターを置くVPNサービスです。ヴァージン諸島にはデータ保持法がないため、アクセスログなどを遡って身元の特定をする事が不可能です。機密性の高いデータ通信ができます。

サーバーロケーションも豊富で、94か国に148のロケーションを構えています。サーバーの数や拠点は現在でも増え続けており、中国周辺の国だけでも21か所あります。他のVPNでは使えないような、ラオス、ミャンマー、ネパールなど、少々マニアックな国のサーバーもあります。

こういった国のサーバーは、香港や台湾が利用できないときに代替サーバーとして利用できるでしょう。 ExpressVPNではサービス向上のため、ユーザー希望のサーバーロケーションを、 ExpressVPNにリクエストすることができます。

VPN業者のほとんどは、ウェブサイトが英語なのに対し、ExpressVPN
はウェブサイトが日本語表記対応というのが魅力です。購入ページも日本語表記なので、安心してクレジットカード決済まで進める事ができます。ライブチャットのカスタマーサポートのみ英語です。

現段階でVPN最高度の暗号化技術、256ビットAESに対応しているだけでなく、キルスイッチ機能にも対応しています。キルスイッチは、何かの理由でVPN接続が途切れたときに、インターネット全体の接続をオフにします。このようにすることで、VPN以外の接続を規制し、第三者が監視できないようにできます。「知らず知らずのうちにVPNが切れていて、プライバシーが守られていないネットワークを使用していた。」という事もありません。

また、スプリットトンネルという機能により、ルーターにVPNを設定した場合、デバイスごとにVPN接続を行うかどうかを決めることができます。スプリットトンネルにより、アプリごとにVPNを使用するかを決める事もできます。

HMA


VPNサービスの分野で10年以上の経験を持つエキスパートです。出張先は基本的に中国だ、という方にはあまり関係ありませんが、サーバーロケーションが ExpressVPNより多い「190か所」という点がポイントです。

VPNを選ぶ際に注意したいのは、「サーバー設置か所が多ければ多いほど良い」わけではないという点です。中国からVPNに接続する場合、基本的に香港、台湾、日本、韓国、マカオ、フィリピン、少々無理をしてマレーシアといった具合に、近隣国のサーバーしか使わないためです。

ポイントになるのは、これらの近隣国にどれだけのサーバー台数があるかということです。たとえ世界各国にサーバーを持っていても、肝心の香港のサーバーが1つしかなければ、高速な接続速度は期待できません。

HMAは190か国に890台。 ExpressVPNは94か国に2,000台です。香港にあるExpressVPNのサーバーは4か所です。VPNアカウントを購入する際には、自分の所在地の近くにどれだけのサーバーがあるかが判断基準です。

筆者も中国南部で一時期HMAを使用していましたが、香港や台湾のサーバー台数が少ないためか、日中や夜7時から9時までのゴールデンタイムなど、時間帯によってはなかなか繋がらない事がありました。

一方、午前4時から6時など、インターネットトラフィックが少ない早朝はVPN接続も安定しており、速度が出る傾向にあります。またHMAは、定期的に引き締めが行われる中国のネット検閲により、全く繋がらなくなってしまった時期がありました。

当時カスタマーサポートに連絡したところ、「HMAも状況を認識しており、解決にあたっている」との返事がありましたが、数日から数週間経っても完全には解決されませんでした。1年契約をしたものの、仕方なく他のVPNアカウントを購入する結果となりました。

PureVPN


こちらもHMAと同時期に有名になった世界的なVPNサービスです。他のVPNよりも価格が安く、VPN初心者にもおすすめです。ただ、ウェブサイトの一部しか日本語訳されていません。使い心地としては、HMAと似ています。筆者も使用経験がありますが、HMAと同じく、例のネット検閲強化により大きな影響を受けました。

【中国出張必携】中国に特化されたおすすめVPN

VyprVPN


スイスのデータセンターを拠点としているVPNの老舗、 VyprVPNです。Golden Flogというウェブサービス会社が行っているVPNサービス、という位置づけで、サービス全体のクオリティーが高いのが魅力です。

ウェブサイトが日本語対応になっていませんが、アプリは日本語に設定する事ができます。Windows、Mac、iOS、Androidと、全てのデバイスに対応しており、UI(ユーザーインターフェース)も使いやすく、接続速度も秀逸です。

PC版アプリにはChameleonという特殊技術を用いたOpenVPNが備わっており、第三者からVPN接続していることを察知されないようにする事ができます。キルスイッチなどの基本的な機能も付いています。

他のVPNサービスが中国のネット検閲強化に次々と倒れていく中で、VyprVPNだけは現在に至るまでずっと、安定したVPN接続を供給し続けています。筆者も中国で3年以上使っていますが、未だにVyprVPNが最強です。

ブルーサーフェス


ウェブサイトからアフターサービスまで、全て日本語なので、安心して利用できます。ブルーサーフェスはVPNとは違い、ブラウザをインストールしてそのブラウザから国外のインターネットに接続するという方式です。他のVPNとは使い勝手も全く異なります。

また、ブルーサーフェスはセキュリティー向上のために用いるものではなく、単に中国からYouTubeを見たり、Twitterを使用したりするために用いる事を想定しています。暗号化など、セキュリティーの信頼性の点では未知数です。

接続速度は速く、iOS版も出ているので、iPhone、iPadでの使用が可能です。2018年6月現在、Android版はありません。VPNではなく、あくまでブルーサーフェスブラウザを使用するため、YouTubeを見る場合は、iOSのYouTubeアプリではなく、ブラウザを通してYouTubeを見る必要があります。

ブルーサーフェスのメリットは、同時接続に制限がないことです。一般的なVPNの同時接続可能デバイス数が5台であるのに対し、ブルーサーフェスは制限がないため、自分の持っている全てのデバイスで国外のサイトを開くことができます。

また一般的なVPNでは、VPN接続を使用すると、バイドゥやタオバオなど中国国内のウェブサイトが開かなくなったり、接続速度が劇的に落ちたりします。ブルーサーフェスの場合は、「国外用ブラウザと国内用ブラウザ」というように2つのブラウザを使い分けることができるため、「VPN接続しているのでタオバオが遅い」などの問題とは無縁です。

PCで使うVPNでおすすめなのは?

VyprVPN

フリーソフトの自由門(FreeGate)から始まり、VPNGate、セカイVPN、ブルーサーフェス、PureVPN、HMAなど幾種類ものVPNを試してきましたが、接続状態と速度が中国で最も安定しているのは、今のところVyprVPNです。

中国のネット規制もますます厳しくなっていますが、最近では、中国のネット検閲に対して抵抗力を備えた、ExpressVPNなどの強力なVPNが出てきています。VPN技術も日進月歩なので、いろいろと試してみるのも1つの手段です。

VPN比較表

ExpressVPN HMA PureVPN VyprVPN ブルーサーフェス
256bitAES 有り 有り 有り 有り
キルスイッチ 有り 有り 有り 有り
スプリットトンネル 有り 無し 有り(Win、Androidのみ) 有り
サーバーロケーション 148か国 190か国 140か国 70か国
サーバーの数 2,000 890 750 700
返金保証 30日間 30日間 15日間 3日間 7日間
価格 1年契約で月8.32USD(2018年6月時点) 1年契約で月580JPY(2018年6月時点) 1年契約で4.14USD(2年間で2.48USD) 1年契約で月6.67USD(2018年6月時点) 1年契約で月850JPY(2018年6月時点)
日本語ウェブサイト 有り 有り 有り(ランディングページのみ) 無し 有り
同時接続可能デバイス数 3 5 5 5 制限なし
ウェブサイト https://www.expressvpn.com/jp https://www.hidemyass.com/ja-jp/downloads https://www.purevpn.com/ https://www.goldenfrog.com/vyprvpn https://bluesurface.bolab.net/

少ししか使わないなら無料の日本語対応VPNでお試し

スイカVPN


100%日本国産のVPNで、HuluやYouTube、Googleなどのサービスを自由に利用できます。1年プランだと1か月で760円という価格設定も魅力的です。日本語かつ設定が簡単なので、VPN初心者にもおすすめ。OpenVPNに対応していないというのが決定的な違いです。

チョモランマVPN


1年契約で1か月あたり752円と、スイカVPNと同じような価格です。OpenVPNが使えないものの、100円のお試しトライアルで10日間利用できます。短期の中国出張なら、必要十分かもしれません。

PPTPという原始的なVPN接続方式を使用しているため、セキュリティーが気になる方や、ビジネスで大切な情報を扱うという方にはおすすめできません。単にYouTube、LINEなどの日本のウェブサービスを利用したい、という目的の方におすすめです。

プラネットVPN


24時間申し込みができ、かつ1週間の無料お試し期間があります。申し込み後、30分以内に返信されるメールに従って設定を行えば良いだけです。1年契約で1か月当たり666円という低価格が特徴です。なによりも日本語でサポートが受けられるというのが強みです。

中国本土でVPNに申し込む際の注意点

中国出張の際に知っておきたい点を1つ挙げておきましょう。中国では、各社VPNのウェブサイト自体がアクセス制限されているため、中国に到着してから申し込みとなると手間と時間がかかります。中国出張の予定があらかじめ分かっている場合は、日本で支払い、アプリのダウンロード、設定までを終わらせておきましょう。試しに日本以外のサーバーに繋いでみて、接続できればOKです。

万が一、日本でダウンロードと設定ができなかった場合は、VPNアカウントをすでに持っている方に手伝ってもらい、4GでVPN接続をしている状態でテザリング機能を使う方法があります。

テザリング接続をしているデバイスは、VPNアカウントがなくてもVPN接続されている事になるため、制限なく国外のウェブサイトが開けます。

Free Gate(自由門)は、古くから中国で使用されているDynamic Internet Technology Inc.により開発された無料のソフトウェアです。中国をはじめ北朝鮮、シリア、ベトナム、イラン、アラブなどインターネット制限のある国で、ブロックされているウェブサイトを開くために用いられています。

中国本土でゼロからVPNを設定するのは比較的困難なため、中国出張前にあらかじめ準備しておく事をおすすめします。安定的にVPN接続が利用できれば、中国でも日本にいるのと同じ感覚で、快適に生活できます。

第三者に監視されることなく、安全にインターネットアクセスができるというのも、中国出張を予定されている方にVPNをおすすめする理由の一つです。値段や機能を比較して、ご自分に合ったVPNを選びましょう。

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