中国 -中国向けホームページ制作

中国語ホームページ制作におけるフォントの選び方

中国語フォントの選び方についてのちょっとした知識です。

中国にはたくさんの言語が存在します。また、言語以外にも方言などがあります。
そもそも中国は非常に広く、中国において「中国語」という言葉はありません。
紙幣には、モンゴル語やチベット語、ウイグル文字やチワン語などが書いてあるほどです。

中国本土で使われている北京語の他にも、上海のあたりで使用されている上海語、香港あたりで使われている広東語などがあります。台湾でも北京語が使われていますが、大陸とは発音や話し方が若干違う台湾語となっています。
その他にも福建語、湖南語、カン方言など本当にたくさんの言葉が使われています。
中国の漢字には、大きく分けると繁体字と簡体字という2種類の漢字があり、繁体字は、台湾、香港、マカオなどで使用されており、簡体字は、中国全土やマレーシア、シンガポールなどで使用されています。

中国語フォントを選ぶ際には、これらの適用国に合わせた漢字フォントを使用する必要があります。
パソコンで中国語を使用するには、中国語のフォントをダウンロード、インストールする必要があります。商用利用な中国語フリーフォントなどのサイトを利用して、ダウンロードボタンからダウンロードしてインストールをする必要があります。

インターネットエクスプローラーの例で紹介すると、ツールからインターネットオプションを開き、全般タブシートにあるフォントから繁体字や簡体字などダウンロードしたフォントを選択します。
その後、OKを押して完了です。

    この方法は、中国語に限らず、使いたいフォントをダウンロードした後に使用する場合にに必要な手順です。中国語の書体が充実しているフォントベンダーとして、ダイナコムウェアがあります。
    政府公認の中国簡体字なども扱っています。
    その他にもフォントで有名なモリサワでは、繁体字フォント、簡体字フォントをリリースしています。

    繁体字を入力する際には、フォントメニューから中国語繁体字のメニューを選びます。
    繁体字のフォントには、Taipei、AppleLisung Medium、BiauKaiなどがあります。

    簡体字を入力する際には、フォントメニューから中国語簡体字のメニューを選びます。
    簡体字のフォントには、Beijing、Song、Kai、hei、FangSongなどがあります。

    中国語フォントは、Webサイト製作側だけでなく閲覧する時にも必要になります。
    中国人向けのホームページなどを作成する時には、中国本土や台湾、香港、マカオなど
    それぞれの国に合わせた漢字やフォントを使用するようにしましょう。

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