インバウンド

中国人が日本で感じる6つの不便なこと

日本は、中国から最も近い先進国です。同じアジア文化圏に属していますが、多くのことで中国人が慣れないこともあります。

一年中、お冷を飲む

日本において、高級料理店であろうと街中のラーメン店であろうと、席に着くとすぐにスタッフがお冷を運んできます。この習慣は、中国人にとってとても理解に苦しむものです。

中国文化のなかでは、灼熱の暑い時期でも、凍えるほど寒い時期でも、冷たいものを飲むことを奨励していません。胃腸の負担になるからです。脂っこいラーメンという付け合わせがあるなら尚のこと、お冷は避けるべきだと考えます。このような組み合わせでお腹を下すかもしれないからです。

こうした習慣は、日本の水道水がそのまま飲めることから来るのかもしれません。中国では、水道水をそのまま飲むことはできません。中国の飲食店が、お客様に提供する白湯は、そのほとんどが沸騰後の水で、それに加え氷を作るなどの工程にはコストがかかるため行いません。当然ながら、中国人が日本のお冷を飲み慣れないのと同時に、よく日本の友人からは中国のビールは常温で、冷たさが足らないというクレームも聞きます。

日本の街中ではほとんどゴミ箱がない

中国は有名な飲食大国です。ことわざに曰く「民以食為天(民は食をもって天となす)」とあるように、中国の街中のあちらこちらには、さまざまな軽食店がひしめき合っています。人々も食べ歩きが習慣となっています。都市の清潔さを保つために、街中には多くのゴミ箱が設置されており、食べ残しや容器を捨てやすくしてあります。

日本でも、さまざまなデザート、アイスやたこ焼きなどといったさまざまな軽食があります。日本の皆さんは、購入した店の近くで食べ終わってから出発するという形を選びます。歩きながら食べると、食べ物をこぼして他の人に迷惑をかけかねない。また、ごみの分類と回収が不便にならないようにと考えます。もう一説によると、日本ではサリン事件以後、類似した事件の再発防止のために、全面的にゴミ箱の数を減らしたようです。

しかし、中国人にとっては、食べ物の容器だけの問題ではなく、外で使った紙ナプキンなども捨てることができず、わざわざ家に持ち帰って捨てなければならないというのが非常に不便に感じます。

日本の部屋は狭く天井が低い

日本の国土は、細長く、中央には山脈があるため、人々が居住して発展できる場所は沿岸部しかありません。経済発展している国ということもあり、人口はすべて東京、大阪などいくつかの大都市に集中し、そのため土地価格が極端に高額になります。

中国であれば、ひと家族三人が住むマンションなら、一般的に広さ百平方メートル以上が普通ですが、それに比べ、日本のマンションやホテルの部屋はとても小さく感じます。加えて、日本は地震が多く、各階の空間も比較的天井が低いため、広々とした部屋に慣れた中国人にとっては、圧迫感を感じずにはいられません。

住宅だけでなく、公共の空間、たとえばレストランでも、テーブルやイスなどを見るととても小さく感じます。レストランでは、皆ただ静かに自分の料理を食べ、誰一人として大声で話をしている人はいません。これは、中国のレストランにある賑やかな雰囲気と明らかに異なります。中国人は、楽しく一堂に会して賑やかに食事をとることに慣れています。

しかし、中国人の日本文化への理解とともに、人々は日本の建築設計が狭い空間を最大限に活かしているということに驚愕しはじめました。坪当たりの人口が多いにもかかわらず、良好な社会秩序を維持することができています。この点に関しては、中国も少しずつ学んでいかなければならないと言わざるを得ないでしょう。

支払いが現金およびクレジットカード

日本は、アジアで最も発展している国です。科学技術と生活水準は、常にリードするポジションにいます。しかし、最近多くの人が、情報ネットワークシステム面で、日本は中国に遅れをとっていると気づきはじめました。

現在の中国では、非現金の現象が非常に顕著に表れています。大きいものでは、住宅や車の購入、小さいものでは日常生活で使う細々としたものまで、電子決済サービスを通して購買を済ませます。多くの若者が、出かける時に財布を持たず、携帯だけ持てばすべて事足りようになりました。

しかし、日本は相変わらず現金とクレジットカードを購買方法のメインとしている社会のままです。これは、日本の社会制度と生活方式がすでに相対的に安定していて、新しい支払方法を受け入れることに、それほど急を要していないということが主な理由だと考えます。しかし、最近、日本の各金融機関でも電子決済サービスの技術に注目しはじめており、多くの企業も電子決済サービスの機能を導入しています。この流れが今後、日本人の生活習慣を大きく変えることになるかもしれません。

スマホのアプリでタクシーが呼べない

情報ネットワークが発達した今日において、日本ではスマホのアプリでタクシーを呼ぶという機能が未だにできていません。これは、中国人にとって非常に不便なことです。日本の人材コストは高く、そして公共交通機関の発達もあり、一般的に出かけるときに使うのは地下鉄もしくはLRTで足りているとされています。

しかし、見知らぬ土地を旅する旅行客にとって、緊急事態に遭遇したときなどにタクシー一台呼ぶのもとても面倒なことです。かつてUberが、日本のマーケットに参入しようと試みましたが、日本のマーケットがタクシー業界に対して多くの規制を敷いているため、最終的に発展することなく日本のマーケットという歴史的舞台を去ったと言い伝えられています。

日本の各方面の制度が良くできていると同時に、それによって新しい事業の参入が抑えられていると言わざるを得ないでしょう。

成人向け雑誌がコンビニに並んでいる

日本のコンビニには、雑誌を置いてあるスペースがあり、その一部分には成人向けの雑誌が、包み隠さず大胆にもその表紙を向けて陳列されています。たくさんの中国の旅行客にとってこの点は、よく小さな子どもを連れてコンビニに行くこともあるため、とても不便に感じるところです。この面に関して、中国の考え方はまだ比較的伝統的です。

中国人が、日本で感じる不便の多くが、生活習慣と社会制度が異なる点です。

しかし、このような不便も、日本の高品質製品に対する中国人の愛、そして日本の良い環境への賞賛の妨げには一切なりません。今日情報の発展に伴い、両国はお互いを理解し、互いに学び合い、互いに長所を学び短所を補うことがより容易になりました。

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