インバウンド

インバウンドエピソード「温泉で恥ずかしがる中国人男性」

昨年、中国メディアの“今日頭条”が、中国人男性が日本の温泉で女性に遭遇して非常に気恥ずかしさを覚えたエピソード記事を紹介していました。ちょっと心温まる内容でしたので紹介します。

「プライバシー空間」における男女の違い

日本では、男性浴場や男子トイレを女性スタッフが清掃するケースは珍しくありません。そこには「トイレを利用する男性」と「清掃する女性スタッフ」には、双方にある種の「割り切り」が存在していて、それが普通のようにも思えます。(ただし、その逆はありませんが)

しかし、「ニイハオトイレ」が存在する中国であっても、「プライバシー空間」の男女別については特に厳しい気風のようで、前記のことは中国人にとっては「割り切れる状況」ではないようです。

中国人男性のエピソード

北海道のホテルに宿泊中の中国人男性は、館内にある男性浴場を利用しました。恥ずかしがりながらも全裸になってタオルで前を隠しつつ温泉に入ろうとしたところ、和服姿の年配女性に突然呼び止められたのだそうです。

女性はタオルを指差しながら日本語で何かを話しているのですが、見ず知らずの女性に裸を見られた動揺もあって男性は意味が理解できません。そこに若い女性スタッフがやってきて「このタオルは持って入れません。脱衣所に置いてください」と優しく説明するとともに、極度の恥ずかしさに卒倒寸前の男性をにこやかに脱衣室に戻るよう促して、タオルを置かせたといいます。

この男性はさぞや顔を真っ赤にし、冷や汗をかいたことでしょう。そしてまた「女性スタッフはどうして男湯に入って平然と仕事ができるのか」と大いに疑問を抱いたことでしょう。「命綱のタオルを奪われ、もはや何の遮蔽物をも持たぬ男性は、急いでお礼を繰り返し、2人がその場を離れてくれることを期待した」と記事は伝えて、そのうえで「これも日本の温泉文化の一部なのだろうか」と疑問を提起していたといいます。

“今日頭条”のフォロー

この記事について“今日頭条”は、日本には長い歴史を持つ温泉文化、入浴文化があり、かつては公共の風呂場は「混浴」が基本だったと紹介しました。そして、現在は「混浴」の習慣はほとんど見かけなくなり、通常は「男湯」、「女湯」に分かれているとしたうえで、「混浴」は秘湯などを探せば見つかるかもしれないが、昔にしろ今にしろ、「混浴」に対して日本人は健全かつ平和な心理を持っている、それゆえ女性スタッフが男湯のサービス係をしても、別に大した話にならないのだと説明してくれました。

外国人観光客がよく利用する宿泊施設の大浴場などの共同の設備には、女性スタッフが仕事で出入りする可能性がある旨を掲示すべきであり、それもインバウンド対策としての必須事項ではないでしょうか。

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