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躍進する中国のスマホメーカー「ファーウェイ」

中国国内のスマホシェアNo.1で先日新しいAIスマホを発表した「ファーウェイ(華為技術)」がテレビ東京の独占取材に応え、11月28日のニュース番組「WBS」で放映されました。

スマホシェア世界3位に急成長したファーウェイ

世界のスマホシェアでサムスン電子(韓国)、アップル(米国)に次いで3位に急成長したファーウェイは、中国のシリコンバレーと呼ばれる広東省深圳で1987年に創業を開始しましたが、そもそもの始まりは団地の1室で3人によるものでした。

テレビ東京の取材スタッフがその団地を訪れて、団地から出てきた年配女性にファーウェイ発祥の部屋を訪ねたところ、その団地の「3階の1室で今は別な人が住んでいる」と言い、更にスマホのことを訪ねると「習国家主席がファーウェイを使いなさいと言うからファーウェイを使っている」と答えたのが印象的でした。

ファーウェイの野望

テレビ東京が訪れて一番目立った社屋は研究開発棟で、その社屋の中には1万人の社員がいるとのことで、取材に応じたコンシューマー部門のリチャード・ユーCEOは、ファーウェイの強みは研究開発への莫大な投資だといいます。

研究開発には売り上げの10%以上を充てていて、2017年は130億ドル(約1兆4,000億円)に上る見込みだとのこと。そして研究開発を担う人材にも積極的に投資しているとのことで、人材募集ページには年収1,000万円以上の職が並んでおり、その一方で、能力が低くて目標を達成できない下から5%の人材は淘汰する制度を取っていると言います。

今後は、これまでの低価格中心の製品展開から、ハイエンド・ブランドへの脱皮が課題で、「サムスンやアップルのiPhoneを超えてみせる」と強気な発言もありました。

新発売のAIスマホ「Mate 10 Pro」

ファーウェイ・ジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマホのフラッグシップモデル「Mate 10 Pro」を12月1日に発売します。価格は8万9,800円(税抜)で、最大の特徴は、AIプログラム専用の処理を行うNPU(Neural-network Processing Unit)を搭載し、ファーウェイ独自のチップセット「Kirin 970」を採用した点で、また、これに対応するユーザーインターフェース「EMUI 8.0」が搭載されることです。

この「Mate 10 Pro」のAIは従来の「Siri」などのようにクラウド上ではなくスマホ単体でAI処理を可能にしています。NPUによりAIプログラムの処理はパフォーマンスと電力効率が従来モデルより格段に向上しており、AIでシステムが最適化されて高速レスポンスが維持されるいいます。

Mateシリーズの特徴でもある大容量バッテリーは4,000mAhの容量を搭載しており、ヘビーユーザーでも1日以上、標準的な利用なら約2日間利用できるとしています。また、30分で58%まで充電できる「HUAWEI SuperCharge」に対応しており、安全性への配慮として600回の急速充電や気温マイナス33度での充電など、様々な環境での試験をクリアした「TUV 安全急速充電システム認証」を取得しています。

スマホの定番であるデュアルカメラにもAIを活用しており、「これは猫」「これは犬」「これは花」といった具合に被写体が何なのかを認識してそれに応じた撮影モードに自動で切り替えてくれるといいます。認識できる被写体は「犬」「猫」「花」「ビーチ」「夜景」「食事」など全13種類で、インスタ映えする写真を撮るためにも人気となるのではないでしょうか。

先のリチャード・ユーCEOはインタビューの最後に「来春、日本で驚くようなスマホを発表する」と約束しており、すでに次の機種が完成してることを滲ませています。

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