本日、ミニプログラムデータ統計プラットフォームのアラジンは、9月のランキング表を発表しました。それによると、8月に公表されたトップ100のミニプログラムと比較し、30のプログラムが入れ替わっていました。メッセンジャー関係が30%、小売関係が20%を占め第二四半期と比較して9%増加していました。またコンテンツ系、エンタメ系、生活サービスなどが10%程度を占めていました。
ミニプログラムの立ち上げ(事業化)という専門領域はどのようにして以前のAPPのようにますます普及するのでしょうか。コンテンツ系、レストラン系、エンタメ系、旅行系、生活サービス系、ゲーム系、公共系及びスポーツ系など全てが普及していっています。
36Kr(36kr.com)によると、ミニプログラムの開発コストは低く、多くの開発者が同時に複数の異なる機能のミニプログラムを開発し、場合によっては数百ものミニプログラム製品を開発している者もいるようです。ある開発者は、以前のAPPの総合的な機能を分割し、一つの機能で一つのミニプログラムを開発しています。例を挙げると、心理健康科学分野において睡眠サポート分野に区分される「小睡眠」があります。
他には,「朋友印象(ほうゆういんしょう)」のように「匿名聊聊(とくめいりょうりょう)」や「朋友猜猜(ほうゆうつぁいつぁい)」などのソーシャルネットワークに基づいて拡散を行うような、非常に売れているミニプログラムもあります。それはさながらWechatが公式アカウント事業を立ち上げ、開発者が沢山のミニプログラムを拡散し、そのうち幾つかがヒットした当時のようです。
ある開発者は、ミニプログラムは即時使用と即時終了に重点が置かれていると述べています。即時使用と即時終了という特徴により、ユーザーが単純な機能を追い求めるようになり、複雑すぎると逆になかなか売れないようです。
現在のミニプログラムは大きく2種類に分けられます。1つは元々のAPPの大-中型の開発者が、以前の機能を簡素化してミニプログラムとして投入したものです。例を挙げると、「摩拜单车(mobike)」、「美团(mei tuan)」、「58转转(58zhuan zhuan)」、「京东购物(京東購買)」などがあります。もう1つはミニプログラムプラットフォーム上で誕生したアプリケーションです。これらの形態は以前から存在したAPPとは異なり、“新種”と呼ばれています。
現在公表されているミニプログラムを見ると、その多くは“新種”と呼ばれる類です。最初からソーシャルな要素を備え、Wechat のグループの伝播ロジックを利用しています。
例を挙げると、グループチャットアプリ、王者荣耀のグループチャットアプリ、群里有事などのメッセンジャー系の製品などです。
小売分野は、開発者が次々に参入しています。Wechatもかつては個人事業(フリーランス)に挑戦する環境でした。当時は、最適な方法を確定させることが出来ませんでしたが、“拼多多”といったソーシャル+Eコマースを組み合わせる方法も誕生しました。
またメッセンジャー系は依然として開発者が集中して参入する専門分野ですが、メッセンジャー系にはAPPメッセンジャーが以前から直面する課題——現金化という問題が存在します。