香港版と台湾版の両方のHP用意も

香港と台湾は、ともに繁体字圏ですが、漢字の用法や字体に違いが見られるものもあります。ただ基本的には香港と台湾で共通して使われている繁体字が大多数を占めているため、主に香港の繁体字向けのホームページしか用意していない企業や自治体が多いようです。日本政府観光局など公的期間や香港向け、台湾向けなどに特化した企業のホームページでは、香港の繁体字と台湾の繁体字の2種類のホームページを用意しているケースもあります。

では、具体的に香港の繁体字と台湾の繁体字がどう違うのかを見ていきましょう。台湾の繁体字は伝統的な漢字を使っています。香港の繁体字は、台湾同様に伝統的な漢字をこれまで使っていましたが、2000年ころから中国内陸部から入ってきた簡体字の影響を受け、今日では簡体字と繁体字が融合している香港特有の表記が見られるようになりました。

香港では「著」と「着」を書き分けますが、台湾では一般に区別せず「著」と書きます。また、台湾では「台」と「臺」を書き分けますが、香港では区別せず「台」と書きます。日本の香港、台湾向けのホームページでは、一般的に香港の繁体字で表記してあるケースが多くなっています。楽天のECサイト(Rakuten Global Market)でも繁体字は香港に合わせて使用されているようです。例えば、「カメラ」は、台湾の繁体字の「攝錄鏡頭」ではなく香港の繁体字の「鏡頭」が使用されています。

香港繁体字と台湾繁体字が混在

ただ台湾の刊行物やホームページでは、台湾の繁体字の「臺灣」と香港の繁体字の「台灣」の表記が混在するなど、厳密な香港の繁体字と台湾の繁体字の使い分けはないようです。例えば、日本政府観光局の繁体字版の台湾向けホームページの表記は「臺灣」ですが、台湾で多数の店舗を展開するミスタードーナツの繁体字版のホームページでは、「台灣」と表記されています。近年は、中国本土や香港との人や情報の交流で、今まで台湾で使われていなかった繁体字や簡体字も公的に認知されつつあります。香港向けや台湾向けに繁体字を使って情報発信する際には、現地でのタイムリーな言語の習慣を身に付けておく必要がありそうです。

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